街ぐるみの大規模な合同コンパ(合コン)「街コン」の多様化が進んでいる。従来は地元の有志主催で地域の店舗を男女が食べ歩くというスタイルだったが、図書館を借り切った「図書コン」や、「メガコン」と呼ばれる数百人規模の街コンなど特色のある企画が好評を博しているようだ。新たなビジネスモデルとして注目を集める一方、出会いの場を“食い物”にする業者も現れ、参加者からクレームが寄せられることもあるという。 【フォト】 「鉄コン」「相撲コン」…さまざまな「街コン」 ■立ち入り禁止の地下書庫で… 「普段見られない場所に来られてラッキーですね」「何かドキドキします」 4月上旬、大阪市西区の市立中央図書館の地下書庫。通常は来館者が入ることができないスペースで親しげに会話を交わす男女のグループがあった。 閉館後の午後6時に図書館を貸し切りにして開かれた図書コン。この日はあいにくの大雨だったが、普段は入ること