今日は外食チェーンのお客様窓口担当者が参加する勉強会の日だ。私が先日の事例を話すと、ある外食チェーンの担当者Bさんが、最近体験したというエピソードを教えてくれた。 そのお客様は「コーヒーにミミズが入っていた」と、ある店の店長に申し出たのだが、それはどう見ても5mmにも満たないコーヒーの焙煎カス。コーヒー代金の返金を求めてきたが、店長は返金を断った。しかし、一応、検査することだけは約束したという。 返金を断った判断に問題はないが、この後、そのお客様はお客様相談室に「ミミズ入りのコーヒーを飲んで体調が変になった」とクレームを入れてきた。 このお客様は電話での話し方も当初は穏やかだったのだが、検査会社からの調査結果が出て、やはりコーヒーの焙煎カスだったと報告すると「人を詐欺師呼ばわりするのか!」と激昂(げっこう)した。 しかし、無理難題を言って、金品をせしめようという悪質なクレーマーとも明らかに
発表! 2009年・外食ヒット番付 こんにちは。「日経レストラン」副編集長の中野恵子です。街はクリスマス一色。よく行くスーパーに並んでいるパンも、ツリー型になったりサンタクロースの飾りが付いたりと“おめかし”をしています。普段その店でパンを買うことはあまりないのですが、昨日は思わず買ってしまいました。 さて今日は、日経レストランが選んだ「2009年の外食ヒットランキング」をお伝えします。 まずは、6~10位です。 ★6位 漁師系居酒屋 トロ箱を積み上げた店舗に裸電球がぶら下がり、威勢のいい店員が接客する。メニューは、刺身や魚介類のあぶり焼きなどが中心で、価格も300円台から1000円以下と手ごろ。「トロ函」(東京・赤羽、上野など)、「根室食堂」(東京・新橋、渋谷など)が代表的。 ★7位 トマト鍋 トマトを入れた鍋。ミネストローネを日本の鍋にアレンジしたような料理だ。いろいろな店でメニュ
果物の美味しさの決め手となるのは「糖度」。つまり、100g中に含まれるブドウ糖、果糖などの割合だ。では、果物の外観から十分に甘いかどうかを見極めるには、どこに注目すればいいだろうか。 リンゴは尻の部分 ブドウは皮の色に注目 リンゴの場合、皮が赤いほど熟して甘いと思う人もいるかもしれないが、赤さの度合いは必ずしも甘さと一致しない。確かに、赤く色付くには、成熟が進み、糖が一定レベル生成されることなどが条件となるが、早出しの産地では、青いうちに収穫して“日光浴”させ、赤く色付かせることもあるからだ。色で見極めるなら、尻の部分に注目。尻が緑色のものより黄色い方が熟度が進み、甘い。 皮の表面のワックス成分も判断基準になる。リンゴは完熟すると、皮の表面に白い粉やワックス成分が出てくる。消費者からは、「ワックスを塗っているのでは」「農薬では」といった疑問が来るが、これは完熟時に出るノナコサンという天然
スープやジュースなどの液体を、イクラのような粒状の“食べ物”にする手法が話題となっている。外見と食感の面白さ、経験したことのない珍しさから、新メニューや話題作りに活用できそうだ。 トマトジュースが“イクラ状”に 作るのは意外と簡単。アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムという2つの物質を使う。まず、イクラ状に加工したいジュースなどの材料にアルギン酸ナトリウムを1%程度溶かし、30分程度置いておく。塩化カルシウムは水に溶かし、1%程度の水溶液にしておく。そして、注射器やスポイトなどでアルギン酸ナトリウムを溶かした液体を吸い上げ、塩化カルシウム水溶液に滴下すると、イクラのような粒状に固まる。 これは、滴下した液体表面にアルギン酸カルシウムという水に溶けない物質の薄い膜を生じるためだ。 粒状にするほか、アルギン酸ナトリウムを溶かした液体をスプーンなどにすくって、塩化カルシウム溶液に静かに流し
日本マクドナルドの藤田田さんから学んだ「3行日記」 2009年がスタートして、もう2週間が過ぎようとしています。時が経つのは本当に早いですね。みなさん、何か今年の目標を立てましたか? 私はといえば「今年は、やるぞ!」と誓ったはずなのに、その決意はどこへやら、何となく月日をやり過ごし、あっという間に1年経っていた…、なんてことにならないように、現在、気合を入れ直しているところです。 ところで、ムダに時間を過ごさず、自分のやりたいことを実現させる方法にはいろいろあると思いますが、思い出すのは私が「日経ビジネスアソシエ」の記者時代、当時日本マクドナルドの会長だった藤田田さんが取材中にしてくれたアドバイスです。 「高柳さんね、悪いことは言わないから日記を付けなさい。僕は7歳のときからずっと付け続けているんだよ」 7歳のときからって藤田さん、それじゃ70年近くも日記を付け続けていることじゃ
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