一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)は、さくらインターネットの田中邦裕社長が新会長に就任すると発表した。2022年6月8日に開催する第37回定時総会で正式決定する。2022年5月31日に行なった会見で田中新会長は、「ソフトウェア業界で働く会社や組織、人が発展することで、社会を発展させたい。デジタルを前提にした社会に作り替えることに力を注いでいく」と抱負を述べた。 700もの社・団体が加入する日本最大規模のソフトウェア業界団体 SAJは、1982年にソフトバンクグループの孫正義会長が設立した日本パソコンソフトウェア協会を母体に、1986年に「日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA、パソ協)」として社団法人化。40年の歴史を持つソフトウェア業界の団体である。 当初はパソコンパッケージソフトウェアを対象にしたソフトウェアの著作権保護、違法コピー撲滅に関する活動などを推進。その後、