2ヶ月前の記事ですが、ISC BINDにブロッキング機能が標準搭載されるという発表がありました。 BIND(Berkeley Internet Name Domain)は、オープンソースのフリーソフトで、世界で最も利用されているDNSサーバです。 このBINDにブロッキング機能が搭載される予定であると発表されることには、非常に大きな意味があります。 ある意味、DNSブロッキングがインターネットの標準機能へと近づいていることを示唆しているのかも知れません。 その発表はBIND作者であるPaul Vixie氏によって行われましたが、最初の一文が「新しいドメイン名の大半は悪意のあるものだ」というものでした。 犯罪目的で取得されたドメイン名があまりに多いことを嘆きつつ、ISC BINDにDNSブロッキング機能を実装したことを報告しています。 「Taking Back the DNS | Inter
図5 技術仕様案が規定する要素技術一覧。配信サービスに関する仕様と,サービス手段に関する仕様で,サービスを利用するための手続きやコンテンツの再生などに利用する各種の技術を規定した。例えばコンテンツを案内する画面は,インターネットを利用するサービスはIPTV用HTML,CDNを利用するサービスはIPTV用BMLで記述することになる(IPTVフォーラムの資料) 通信事業者や放送事業者,機器メーカーらで構成する「IPTVフォーラム」は2008年6月9日,IPTVサービスの受信機に関する技術仕様案をまとめたことを発表した。この技術仕様案は,IPマルチキャスト技術を用いた放送サービスと,ストリーミングやダウンロードで再生するVODサービスを想定する。この技術仕様に則って受信機を開発することにより,例えば「アクトビラ」や「ひかりTV」などのサービスに対応できるようになる。任意団体であるIPTVフォーラ
総務省は7日、「次世代ネットワークに係る接続ルールの在り方」に関する意見募集結果を公表した。法人や個人を含め合計145件の意見が提出された。 「次世代ネットワークに係る接続ルールの在り方」については、1月29日に公開した情報通信審議会の答申ではNTT東西による次世代ネットワーク(NGN)などのサービスについて、第一種指定電気通信設備制度を適用するべきであると答申。シェアドアクセス方式の光ファイバに関する1分岐単位での貸出については、複数案を検討した上でさらなる検討が必要であるとしていた。 ■ NTTグループやウィルコムなどは品質低下などを懸念して反対 1分岐単位での貸出(OSUの共有)については、NTT(持ち株)をはじめとしたNTTグループからは反対意見が提出されている。NTTは「他社が独自にIP網を構築できる環境は整っており、NTT東西のIP網などにはボトルネック性はない」としたうえで、
KDDI研究所は,全光波長クロスコネクト・ネットワークの制御技術と,それと連携して光信号品質を監視する技術を開発し,実環境にて実証実験を行ったと発表した(発表資料のPDF)。 今回開発した技術の一つは,GMPLS(generalized multi-protocol label switching)規格を拡張し,光波長クロスコネクトを波長情報で制御する技術である。これまでGMPLS技術は,光波長クロスコネクト・ネットワークが考慮されていなかった。そこで,ITU-Tで規定された波長情報に基づく制御機能を開発した。GMPLSを拡張し,従来のパケット,TDM,ポート,ファイバについてのラベル識別子に加えて,新たに波長ラベルを定義した。これにより,GMPLSによる経路設定(シグナリング)の際に,その波長ラベルに従って光波長クロスコネクトを制御できるとする。 もう一つは,回線の光信号品質(optic
今回のフィールド・トライアルで使われるNGNのネットワーク構成は,図6のようになっています。この図は取材時の聞き取りを基にして,推定を交じえて作成しました。 図6●NTTのNGNフィールド・トライアルのネットワーク構成 取材内容を基に,本誌が推定した。3階層のルーター・ネットワークとさまざまな制御を担うサーバー群で構成されている。[画像のクリックで拡大表示] NTTのNGNは,3階層のルーター・ネットワークと,それを制御するためのサーバー群で成り立っています。 まずルーターについて見ていきましょう。一番低い階層のルーターは,「サービス・エッジ」と呼ばれています。アクセス回線を直接収容します。サービス・エッジは,QoSなどのNGN特有の機能を提供する要となるネットワーク機器です。基本的には,NTTの各収容局に設置されます。 中間の階層にあるルーターは,「エッジ・ルーター」と呼ばれ,サービス・
Inbound / Outbound Port 25 Blocking (IP25B / OP25B) 実施 ISP 一覧 Inbound / Outbound Port 25 Blocking (IP25B / OP25B) 実施 ISP 一覧 Outbound Port 25 Blocking (OP25B): 迷惑メール (spam) 対策と称して、主に動的に割り当てられる IP アドレス (ADSL やダイアルアップ接続などにより割り当てられる) から外部に出て行く SMTP メール接続が ISP により禁止されています。この場合 melon (や類似ソフト、つまり自宅メールサーバ) による送信は一切できません。ISP のメールサーバだけが使用可能になっているはずなのでそちらを経由してメール送信する必要があります。 この場合、spam 検査等と称して、その ISP で送信したメール
Last update 2008.03.20 TCP/IP のポート番号一覧です。IANA提供の資料を抜粋&加工しましたしました。 TCP、UDPのポート番号は大きく3種類に分かれています。 1.よく知られているポート(WELL KNOWN PORT NUMBERS) 0-199 200-499 500-1023 2.予約済みポート(REGISTERED PORT NUMBERS) 1024-1499 1500-1699 1700-1999 2000-2499 2500-3299 3300-4999 5000-9999 10000-49151 3.動的/プライベートポート(DYNAMIC AND/OR PRIVATE PORTS) 49152〜65535 ☆サービス順にソートしてみました Reserved or Unassigned 数字-B C-C D-E F-
9月に3日間連続でひかり電話の障害を起こしたNTT東日本に続き,NTT西日本でも10月23日からの3日間にわたり,ひかり電話で障害が続いている。日経コミュニケーションでは9月の障害を受けて11月1日号に緊急特集「ひかり電話が明らかにしたIP電話運用の危うさ」を掲載したが,その取材で判明した事実などから今回の障害を考察したい。 ひかり電話のシステム構成はNTT東日本と西日本でほとんど違いはない。どちらも端末と直接やり取りする加入者系の呼制御サーバー(以下,こちらを単に呼制御サーバーと記す)と,固定電話などとのゲートウエイとして働く中継系の呼制御サーバー(以下,こちらを中継系サーバーと記す)から成る。加入者系の呼制御サーバーが,コンシューマ向けひかり電話と中小企業向けのオフィスタイプをつかさどるものと,ビジネスタイプ向けに分かれているのも同じである。呼制御サーバーはそれぞれ担当するユーザーが決
2006年9月19日に発生した「ひかり電話」がつながらないというトラブルは,一応の解決まで7日間を要した。サーバーのトラブルにより,3日間,電話がつながらない,あるいはつながりにくいという被害をユーザーに与えたことはもちろん問題である。しかし,それ以上に,原因の詳細を特定するまでに7日間かかったという事実のほうが大きな問題である。今後,いろいろな方面に影響していくと見られる。ひかり電話,引いてはIP電話全体に対する「まだ不安定,ノウハウなど蓄積が少ない」という不信感を招いたからだ。この7日間の動きをまとめた。 「ひかり電話」がつながりにくい 9月19日,9時ごろ,その兆候が表れた。NTT東日本が提供するIP電話サービス「ひかり電話」がつながりにくい状況になった。前日までが3連休であり,連休明けのため通話の集中したため,通話を制御したという。放っておくと,ひかり電話全体がダウンする恐れがある
NTT西日本がひかり電話向けQoS機能を備えたPLCアダプタを発売 NTT西日本は8月7日,ひかり電話向けQoS機能を備えるPLC(高速電力線通信)アダプタ「PN-1000HD-S」を8月8日から販売すると発表した。今回の製品では,UDPを使った場合は最大90Mビット/秒,TCPを使った場合は最大65Mビット/秒のスループットを実現できるという。 コレガ,物理速度210Mビット/秒のコンセント直結型PLCモデムを発売 コレガは2008年7月3日,物理速度210Mビット/秒の高速電力線通信(PLC)モデム「CG-PLCHD01」を発表した。 幅55×高さ90×奥行き35.5mmと名刺大の底面積で,コンセントに直接接続できる省スペース性が特徴。
Artane.曰く、"フジサンケイ ビジネス・アイの報道によると、総務省の「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方にする懇談会」は 9月13日に最終報告書をまとめた。 これによると、インターネットのトラフィック増に対応する ISP のインフラ投資が増大しており、その回収の為にISP間などでは急激な接続料値上げも起きているそうだ。 これによってISP、特に中小ISPの経営が苦しくなっている状況があるため、現在のような定額では無く、通信料の多いユーザから追加料金を取ることに付いて議論を行う必要があると提言した模様。 これを受けて総務省は10月中に「適正なコスト負担のあり方に関する検討会」を設置し、来年7月に結論を出すことを目処にNTTや大手・中小プロバイダ、そしてGoogleなどのコンテンツプロバイダーを交えて検討を始めることを決定した模様。 私の場合、諸般の条件でADSLもFTTHも引けな
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産業技術総合研究所、情報通信研究機構、KDDI研究所、NTTは11日、日米の異なるドメイン間において、ネットワークの帯域予約を自動化することに成功したと発表した。4者が共同で実施している「G-lambda(ラムダ)」プロジェクトが開発中の、「GNS-WSI」インタフェースを利用した。国や組織を超えたグリッドの高性能計算や高精細シネマ配信などの普及が期待されている。 日米間のネットワーク帯域確保の様子を示したモニタ画面。3つのドメイン(日本2、米国1)が接続された 例えばネットワークを介してライブ中継する場合、映像・音声データのための空き帯域が必要となる。従来のGMPLSなどのネットワーク制御プロトコルでは、要求に応じて即時に帯域を確保することはできるが、その時にもし空き帯域が無かった場合には、必要な帯域を確保できなくなる。そのためG-lambdaプロジェクトでは、アプリケーションからの帯域
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