【解説】JWT形式で発行されるIDトークン、アクセストークン、リフレッシュトークンの違いと役割 Webアプリケーションやモバイルアプリケーションの開発において、認証と認可は非常に重要な要素です。Amazon CognitoやOAuth 2.0などの認証プロバイダーを使用する際に、しばしば登場するのがIDトークン、アクセストークン、リフレッシュトークンの3種類のトークンです。 この記事では、それぞれのトークンがどのような役割を果たしているのか、どのように使い分けるべきかを詳しく解説します。 トークンの基本概念 JWT(JSON Web Token)とは? 3種類のトークンは、通常、JWT(JSON Web Token)形式で発行されます。JWTは、ヘッダー、ペイロード、署名の3つの部分で構成され、各部分はドットで区切られた文字列になっています。 eyJhbGciOiJIUzI1NiIsInR