タグ

reviewと心理に関するsizukanayoruのブックマーク (59)

  • プロ棋士先崎学さんの「うつ病九段」は、絶対に読んだほうがいい。誰もがうつになる可能性があるのだから。

    書は筆者である先崎学さんがうつ病になる事からスタートし、その後回復するまでの過程を極めてわかりやすく記述しただ。 僕も一応医者であり元同僚にもうつを発症した人がいたので、多少はうつについて知っているつもりではあったのだけど、恥ずかしながらこれを読むまでうつ病の事を何もわかっていなかったといっても過言ではない事がわかり、愕然としてしまった。 それぐらいに衝撃的ななので、ぜひ皆様も読まれる事をオススメする。非常に読みやすいので、たぶん誰にでも読めるはずだ。 うつ病は決断力が落ち、退屈を感じなくなる病気 先崎さんによると、うつ病になるとこんな感じになるのだという。 「うつ病の朝の辛さは筆舌に尽くしがたい。あなたが考えている最高にどんよりした気分の10倍と思っていいだろう。」 「まず、ベットから起きあがるのに最短でも10分はかかる。ひどい時には30分。その間、体全体が重く、だるく、頭の中は真

    プロ棋士先崎学さんの「うつ病九段」は、絶対に読んだほうがいい。誰もがうつになる可能性があるのだから。
  • 『ふろむだ本』は現代の魔術書だ。だから使う側には力量が求められる - シロクマの屑籠

    人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている 作者: ふろむだ出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2018/08/09メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 最近、ふろむださんの書籍が早くも四刷を迎えたと知った。このこと自体が、書籍に書かれた内容を証明しているように思えてならない。運や実力に加え、書籍に書かれている「錯覚資産」をうまく生かしたからこそのヒットだろう。見事というほかない。 実力や運を呼び込むためにも「錯覚資産」が必要 ふろむださん( id:fromdusktildawn さん)は、2006年頃から『分裂勘違い君劇場』という人気ブログを運営していた。現在の基準で考えると異様な長文ばかりだったけれども、読む人を楽しませ、巧みにちゃぶ台をひっくり返してみせて、たくさんのファンを作った。00年代の有名ブロガーの一人だと思う。 その ふろ

    『ふろむだ本』は現代の魔術書だ。だから使う側には力量が求められる - シロクマの屑籠
  • ふろむださんの「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決っている」は恐らく世界初の応用行動経済学本である

    このの特徴を一言で言い表すと、実際の生活に応用できる行動経済学だ。この種のは、恐らく世界初である。 行動経済学というのは比較的新しい学問で、簡単に言うと人はなぜ合理的ではない立ち振舞いをしばしば行ってしまうのかについてを分析した学問だ。 例えば、ネットでしばしば話題になる画像として、採用試験に容姿が関係するかというものがある。 とあるTV番組では、これを実際に検討してみたところ、ほぼ全ての企業で美男美女が圧倒的に評価された。 採用試験なのだから、来ならば仕事上の能力(学力等)が評価されるべきはずだ。 それなのに、このように結果が著しく容姿が整った人に偏ってしまうという事は、やっぱり容姿の美しさが人間の認知に作用したと考えるのが妥当だろう。 これは非常に有名な話で、実際いろいろな海外の有名大学のMBAなどでも教えられる。 けど、非常に興味深い事にこれを学生に教えると、学生は決まってこ

    ふろむださんの「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決っている」は恐らく世界初の応用行動経済学本である
  • 小田嶋隆『上を向いてアルコール』を読む - 関内関外日記

    上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白 作者: 小田嶋隆,木下晋也 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2018/02/26 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログ (7件) を見る おれはアルコール依存症なのか、そうではないのか、おそらくそうなのだろう。アルコール依存症は否認の病というか、おれはおれをアルコール依存症と認めたがる人間である。いつだったか、「月曜日から木曜日までは禁酒日」とか書いたような記憶もあるが、もうそんなのはすっかり忘れた。おれは双極性障害からくる、あるいは別のところからくる不安感を消すために、アルコールを摂取する、摂取する。そして、飲んで幸せになるかというと……。 でもじゃあ飲むと陽気になるのかというと、別に明るい気持ちになるわけでもありません。酒が切れて憂な状態と、意識の混濁した泥酔状態との、その振り子のあいだに一瞬だけ訪れる

    小田嶋隆『上を向いてアルコール』を読む - 関内関外日記
  • 【読書感想】うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間 作者: 先崎学出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2018/07/13メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る Kindle版もあります。 うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間 (文春e-book) 作者: 先崎学出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2018/07/13メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 棋士生活三〇年、ある日突然襲ってきた病魔 「ふざけんな、ふざけんな、みんないい思いしやがって」 藤井聡太ブームに沸く将棋界。そのウラで羽生世代の棋士が脳の病と闘っていた。 その発症から回復までを大胆に綴った心揺さぶる手記。 うつ病の頭には死のイメージが駆け巡るのだ。 うつ病の朝の辛さは筆舌に尽くしがたい。 あなたが考えている最高にどんよりした気分の十倍と思っていいだろう。 まず、ベッドから起き

    【読書感想】うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【自己肯定感】『人生がうまくいく人の自己肯定感: 努力より、環境より、才能より大事なもの』川野泰周 : マインドマップ的読書感想文

    人生がうまくいく人の自己肯定感: 努力より、環境より、才能より大事なもの (単行) 【の概要】◆今日ご紹介するのは、先日の「未読・気になる」の記事の中でも、人気のあった自己啓発書。 著者の川野泰周さんは、精神科の治療に禅やマインドフルネスをとり入れているというお医者さんです。 アマゾンの内容紹介から一部引用。「自己肯定感とは何か? それは、自分を支える根源的な心の力のことです。そして、この力は、誰でも、いつからでも、何歳であっても高めることができます。これは精神科医として、また禅僧として、さまざまな心の問題と向き合ってきた経験から得た確信です」(著者) 現時点で中古が定価を上回っていますから、お得なKindle版がオススメです! Mindful / Free For Commercial Use (FFC) 【ポイント】■1.自己肯定感とは何か? 自己肯定感――これと似た言葉に「自

  • ホント!? 『反省させると犯罪者になります』 - HONZ

    犯罪者を反省させればさせるほど、累犯者が増える。それどころか、ちょっと悪いことをした人を反省させることを繰り返していけば、その家系からいずれ犯罪者が生まれるかもしれない、と著者は主張する。 うそだろ? とまず思う。しかし書を読み進めれば、多くの人が「体感」として腑に落ちるはずだ。 ポイントは「反省すると犯罪者になる」ではなく、「反省させると……」だということ。そしてその「反省させる」とは、具体的には、子どもの頃から(少なくとも私は)言われ続けた「言い訳するな! 反省しろ!」といった態度のことを指す。こういったシチュエーションでの「反省させる」には、必ずといっていいほど「言い訳するな」と「相手の気持ちになって考えろ」という言葉がセットになっているが、何よりこれがいけない、というのだ。 著者はLB指標の刑務所で更生支援をしている。HONZの読者ならおなじみの言葉かも知れないが、Lはlongの

    ホント!? 『反省させると犯罪者になります』 - HONZ
  • 【話し方】『アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法』平木典子 : マインドマップ的読書感想文

    アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書) 【の概要】◆今日ご紹介するのは、「アサーティブなコミュニケーション=アサーション」について掘り下げた1冊。 2月に出たですが、積読状態になっていたのを今般サルベージしてみました。 アマゾンに説明がほとんどないので、版元サイトから。コミュニケーションがうまくいかないときや人間関係が難しいとき、「アサーション」を理解すると、関わりを建設的に変えることができます。「自分も相手も大切にする自己表現」を意味するアサーションは、私たちの会話を心理学の知恵をもとに読み解き、日常のやり取りに変化と充実感をもたらすコミュニケーションの方法と関わり方です――<「はじめに」より> 書にあるようなちょっとした心がけで、人間関係が好転するかもしれませんよ!? いつも応援ありがとうございます! 【ポイント】■1.自己表現の3つのタイプとは

  • 【自己肯定感】『自分に負けない生きかた: みるみる心が強くなるクスリ』デヴィッド・シーベリー : マインドマップ的読書感想文

    自分に負けない生きかた: みるみる心が強くなるクスリ (単行) 【の概要】◆今日ご紹介するのも、先日の「未読・気になる」の記事の中で、注目を集めていた1冊。 装丁といい、タイトルといい「よくある自己啓発書」だと思って読み始めたら、類書とは全然違う内容でたまげました。 アマゾンの内容紹介から。80年以上にわたり、悩みを解きほぐし、答えを示してきた「読む処方箋」!もっともっと「自分のため」に生きていい!一生トラブルを寄せつけない簡単な方法。今すぐ「人に合わせる」のはやめなさい。…今こそ役に立つ「迷いを成長に結びつけた人々」のストーリー。 まだ中古が全然値下がりしていませんから、「17%OFF」のKindle版で、私は読みました! / peyri 【ポイント】■1.愛には知恵が必要 人生で重要な問題には、2つの側面があります。愛と知恵の側面です。 慈悲深くて寛大で、親切で礼儀正しく、協力

    【自己肯定感】『自分に負けない生きかた: みるみる心が強くなるクスリ』デヴィッド・シーベリー : マインドマップ的読書感想文
  • [書評] 回避性愛着障害(岡田尊司): 極東ブログ

    自分、60歳にもなって人生擦り切れてきているわけで、おかげで将来の夢も不安もない。人生悩んでいても、そもそも生きられる時間がたいしてないうえに、老化は急に止まらない状態なんで、心の悩みとかあったとしても、そもそも意味がない、はずなのだが、ある。この歳こいて、けっこう日々内面が苦しい。成人した子供もいるというのに、自分の内面に子供期の母子関係の失敗が今も心に影響しているという実感がある。つらい。笑えるほどつらい。 なんだろうか。難病は抱えているとはいえ、肢体に問題ないのだが(腰や足が痛いとか別として)、なんだか気が付いたら左足がないといったふうな身体欠損のように、心のある大切な部分がごっそりないぞ、俺は、という感じがしばしばする。 こうしたものに向き合っても、なんもないというのが我が人生の結論でもあるのだが、それでも最近、「愛着障害」というのが気になって、書『回避性愛着障害』(参照)を読ん

  • 【読書感想】上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白 作者: 小田嶋隆,木下晋也出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2018/02/26メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 「50で人格崩壊、60で死ぬ」。医者から宣告を受けて20年―なぜ、オレだけが脱け出せたのか?「その後」に待ち受けていた世界はいかに??300万のアル中予備軍たちと、何かに依存しているすべての人へ。壮絶!なのに抱腹絶倒。 アルコールは多くの人間にとって最も身近で、最強の麻薬である一方で、あまりにも「当たり前のもの」になりすぎて、規制することもできなくなっています。 僕自身もお酒を飲むのですが、父親が毎晩飲んで帰ってくるのがイヤだった子供時代の記憶が残っていて、いまでも飲むことに罪悪感を抱いてもいるのです。 ただ、今はなんとなく「飲まずにいられなか

    【読書感想】上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 「愚かなパチンカス」だった僕の遺言としての「ギャンブル依存症」の話 - いつか電池がきれるまで

    plagmaticjam.hatenablog.com 僕自身もギャンブル依存的なところがあり、読んでいて、なんだか悲しくなってきました。 以前、こんなエントリを書いたこともあります。 fujipon.hatenadiary.com まあ、パチンコ・パチスロって、やっている人たちも、自虐的に「俺ってパチンカスだよなあ……」なんて思いつつもやめられないものではあるんですけどね。 個人的には、パチンコはけっして良いものではない、いや「悪いもの」だというのが僕の認識です。 人生で大事なものって、大きくわけて3つあって、ひとつは人間関係、ふたつめはお金、みっつめが時間です。 パチンコは、少なくともその2つのうちのお金と時間を激しく浪費するし、地道に何かを積み重ねて成果を挙げなくても、大当たりや連チャンで得られる快楽にハマってしまう。 普通に生きていると、「大当たりの瞬間」って、ほとんどないので。

    「愚かなパチンカス」だった僕の遺言としての「ギャンブル依存症」の話 - いつか電池がきれるまで
  • ゴミみたいな人間が読んでも胸糞悪いだけ 田中圭一『うつヌケ』 - 関内関外日記

    うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 作者: 田中圭一 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/01/19 メディア: 単行 この商品を含むブログ (15件) を見る おれは田中圭一のファンである。『神罰』だって最初に単行で出たときに買った。ネット上で公開されている漫画(『ペンと箸』)だって面白いし、人がたまにTwitterに投下するネタだって好きだ。 が、この『うつヌケ』は、世間の評判とは裏腹に、どうも読んでいて胸糞悪くなった。だって、紹介されている人間が、人類の上位2%、多く見積もっても5%くらいに入るような人ばかりなのだもの。 ともかく、仕事ができる、特別な才能がある、成功を収められる、それだけのスペックがある人間ばかりだ。「無理をしなくて休んでいいんだ」で休む金銭的な余裕がある、あるいはよりどころになる親だの配偶者だの、家族がいる。そんな上流の人間が大うつ

    ゴミみたいな人間が読んでも胸糞悪いだけ 田中圭一『うつヌケ』 - 関内関外日記
  • 今週の本棚:斎藤環・評 『ニューロラカン -脳とフロイト的無意識のリアル』=久保田泰考・著 | 毎日新聞

    (誠信書房・3240円) 脳科学から見た精神分析を鮮やかに 書の著者は精神科医として、主として神経科学分野において多数の論文を発表してきた。しかし著者はそれ以前に、ラカン派精神分析に依拠した切れ味の鋭い論文をものした論客でもあった。結果、書は「脳科学者が書いたフロイト=ラカン入門」という、世界的にもあまり前例のない著作となった。 精神分析の世界でも、脳科学の成果を無視できず、それを取り込んで延命しようという動きはすでにある。それはさしあたり折衷的な試みの域を出ないのだが、あまり上手(うま)くいっているようには見えない。書が依拠する精神分析家、ジャック・ラカンは脳科学から一定の距離をとっていた。彼は脳と心の単純な並行関係を認めておらず、それぞれが異なった因果律で動いていると考えていたからだ。

    今週の本棚:斎藤環・評 『ニューロラカン -脳とフロイト的無意識のリアル』=久保田泰考・著 | 毎日新聞
  • 加藤忠史『岐路に立つ精神医学 精神疾患解明へのロードマップ』を読む - 関内関外日記

    岐路に立つ精神医学: 精神疾患解明へのロードマップ 作者: 加藤忠史 出版社/メーカー: 勁草書房 発売日: 2013/06/25 メディア: 単行 この商品を含むブログ (3件) を見る やや不謹慎な話になるやもしれぬが、たとえば骨を折ったとして人間の骨の図解を眺めて面白いだろうか。あんまりおもしろくはないような気がする。いや、おれは骨を折ったことがないのでわからない。けど、きっと精神疾患の人間が精神疾患のを読むよりはおもしろくないだろうと思う。 というわけで、おれは精神の骨が折れた人間であって、同病者の闘病記や、医師の書いた病の解説などをおもしろがっているわけである。まあ、おもしろいといっても、おれは今、躁とでいえばの方であって、たいへん文字を追うことすら辛かったのだが。 なんというかね、もうね、今日の午前中もだけれどね、身体が動かない。心の病気というよりは身体の病気のように

    加藤忠史『岐路に立つ精神医学 精神疾患解明へのロードマップ』を読む - 関内関外日記
  • 中島らもに似た感情 『心が雨漏りする日には』を読む - 関内関外日記

    おれがおれを双極性障害と規定しているのは、おれひとりの思い込みではない。精神科医がそう診断を下し、双極性障害用の薬物を処方され、それを飲んでいるからである。ひょっとしたらふたりの思い込みかもしれないし、単なる誤診かもしれないし、実は別の病気や来病気でもないのに医者がおれに薬を飲ませ続けている可能性もあるが、それは置いておこう。 d.hatena.ne.jp ちなみにおれが双極性障害(躁病)と診断されたときの日記がこれである。双極性障害のことより、心電図の結果についてビビってる。ともかく、それまでは一年くらい抗うつ剤を処方されていた。レスリンである。レスリンはいい薬だったような気がする。ともかく、SSRIでもSNRIでもないレスリンの処方から、この医者は最初からおれを双極性障害と疑っていたのではないか、という思いはある。思い違いかもしれないが。 さて、上の記事の一番下で紹介しているのが、

    中島らもに似た感情 『心が雨漏りする日には』を読む - 関内関外日記
  • 【読書感想】子供の死を祈る親たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    子供の死を祈る親たち (新潮文庫) 作者: 押川剛出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/03/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る 内容紹介 親子間の溝はますます深くなっている。自室に籠もり、やがて自殺すると脅し親を操るようになった息子。中学時代、母親の不用意な一言から人生を狂わせ、やがて覚醒剤から抜け出せなくなったホステス。刃物を振り回し、毎月30万も浪費するひきこもりを作ったのは、親の学歴信仰だった。数々の実例からどのような子育てが子供の心を潰すのか徹底的に探る。現代日の抱える病巣を抉る一冊。 著者は「精神障害者移送サービス」の会社を運営しており、その20年間の経験をもとに、このを書いておられます。 私は、家族からの依頼を受けて対象者を説得し、適切な医療や公的支援につなげた後にも、面会を通じて人と人間関係を育み、退院後の就労支援など自立の手助けも行っ

    【読書感想】子供の死を祈る親たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • マンガ「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」を読むところから始めてほしい

    ・概要 自分自身もうつ病のマンガ家の田中圭一さんが、17人をインタビューして、うつ病になるまでの経緯、抜け出し方を1冊のマンガにしたです。 一話が無料公開されているので、興味のある人は、まずはそこからどうぞ。 うつヌケ 〜うつトンネルを抜けた人たち〜 第1話 | 田中圭一 | note うつを都合よく直してくれる医者なんて、いません。自分が精神科・心療内科にかかった時もそうなのですが、…抗うつ剤なんてそう簡単にもらえないんです。 また、もらっても、他のケガ・病気ほど劇的に効くわけじゃないから 「病院にいく→症状を喋る→薬をもらう(→安静にする)→治る」 みたいなサイクルが効きにくいです。 病院にかかり始めた時に、あまりにも勝手が違うからその苦労を僕自身も記事にまとめたことがあります。 精神科・心療内科への通院を考えてる人が注意すべき7つのこと 精神科や心療内科の場合 ・病院に行く:精神科

    マンガ「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」を読むところから始めてほしい
  • 【読書感想】うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 作者: 田中圭一出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/01/19メディア: 単行この商品を含むブログ (7件) を見る Kindle版もあります。 うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 【電子書籍限定 フルカラーバージョン】<うつヌケ> (角川書店単行) 作者: 田中圭一出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2017/01/19メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 内容紹介 パロディマンガの巨星がマジに描いた、明日は我が身のうつ病脱出コミック! 著者自身のうつ病脱出体験をベースにうつ病からの脱出に成功した人たちをレポート。うつ病について実体験から知識を学べ、かつ悩みを分かち合い勇気付けられる、画期的なドキュメンタリーコミック! ネットでよく使われる言い回しに「(ここに書いたものを)

    【読書感想】うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】統合失調症がやってきた ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    統合失調症がやってきた 作者: ハウス加賀谷,松キック出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2013/08/07メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (35件) を見る 内容紹介 人気絶頂の最中、突然芸能界から姿を消した一人の芸人--。「タモリのボキャブラ天国」「進め! 電波少年インターナショナル」など人気番組にレギュラー出演していたお笑いコンビ「松ハウス」は、ハウス加賀谷の統合失調症悪化により、1999年活動休止。その後入院生活を経て症状を劇的に改善させた加賀谷は、10年ぶりの芸人復帰を決意する。相方・松キックの視点を交えながらコンビ復活までの軌跡が綴られる、感動の一冊。 リリー・フランキー推薦! 「馬鹿は死ななきゃ治らない。でも、生きてりゃ治る馬鹿もある。夢あるねぇ」 そうか、松ハウスの加賀谷さんは統合失調症で、病気の悪化で休んでいたのか…… 僕がそれ

    【読書感想】統合失調症がやってきた ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言