今月末の御登山の帰りに立ち寄った【玉樹山正林寺】。身延日蓮宗・北山本門寺の末寺で、北山からも歩いていける距離にあります。私達は車で正林寺まで行ったのですが寺院周辺の道が狭いので運転に要注意です。五老僧の一人である伊豫阿闍梨日頂が乾元2年(1303)2月16日に開いたとされています。日頂師は乾元元年に生まれ故郷であるここ重須の地に戻り翌年に「小林寺」を創建しこの「小林寺」が、「常林寺」そして現在の「正林寺」へと改号されました。実父である小林伊予守定時から「小林寺」と最初につけたのだろうと思います。日頂上人の略伝ということで当ブログで記事にしましたが、頂師の弟の日澄師は重須の初代学頭です。またこの「正林寺」には日頂師・日澄師の他に実父である定時・母である妙常尼と妹の乙御前のお墓もあります。畑の中にポツンとあるようなお寺で背後の富士山が大きく見えました。小さなお寺なので10分もあれば見て回れます
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