JBPRESSのこの記事が、はてなブックマークで注目を集めているのを見まして。 子供を叱る若い母親に言いたい、「お母さん、それは無理です」(1/4) | JBpress(日本ビジネスプレス) 幼児に「約束」を強いる母親の姿に、世の母親たちが受けている「約束」圧力の強さを感じ取り、「家庭を母と子だけの場にしないように」と語る内容です。 この連載コラムを書いているのが、小説家の佐川光晴先生。 「とうさんは、大丈夫」 作者: 佐川光晴出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/03/26メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見る一年以上にわたって「結婚」「家庭」をテーマに連載されているのですが、ちょうどタイムリーな話題だったこともあって注目されているんですね。 ブックマークコメントでは、みんないろんなコメントを好き勝手に言ってますが、佐川先生のこ
毎年この時期になると、終戦記念日もののドラマとか特番とか映画とかがテレビ放送されます。今年は、倉本聰脚本:ビートたけし主演の『歸國』。 http://www.tbs.co.jp/kikoku2010/ 65年前の英霊が現代の日本にやってきて、その繁栄ぶりと裏腹の心の貧しさを目の当たりにする、というまぁいつものテンプレート通りのドラマですね。 こういう、大東亜戦争時代の軍人が現代の日本を憂うというテンプレートはよくあって、少年マガジンで連載された加瀬あつしの『ゼロセン』なんて漫画もありました。 ゼロセン(7) (講談社コミックス) 作者: 加瀬あつし出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/06/17メディア: コミック購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログを見るあんまり人気は出なかったみたいですけどね。実在の人物に酷似した悪役を出して訴えられるという、『私立極道高校』や『マ
今日はお盆の入りですが、13日の金曜日でしかも仏滅です。盆と正月がいっしょにくる、という言い回しはありますが、ご先祖とジェイソンがいっしょにくるというのも実に味わい深いものです。 13日の金曜日 [Blu-ray] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2010/04/21メディア: Blu-ray クリック: 5回この商品を含むブログ (17件) を見る 『13日の金曜日』は、いじりやすい題材と低予算で再現可能なテイストのため、多くのパロディ作品を生みました。ブルース・スプリングスティーンの妹が殺人鬼でチャーリー・シーンの妹がヒロインという由緒正しいエクスプロイテーション映画『レディ・ジェイソン 地獄のキャンプ』とか、ロジャー・コーマンの奥さんが制作したお寒いコメディ『新・14日の土曜日』とか、スラッシャー映画についてのメタ的考察を含んだ正しいパロディ映画『13日は金曜日
廃庭のオオイタドリ(大虎杖/大痛取, Giant knotweed, Polygonum sachalinense)。茎には竹のような節目がある。チェーホフは極小の白い花が好きだったらしいが、丈の高さは3メートルにも及び、葉は30センチにもなる「竹を思わせる」エキゾチックな植物として、ロシアでは19世紀末から園芸界に広まりはじめ、またたく間に流行し、その種は高値で売買されたという(小林清美著『チェーホフの庭』群像社、2004年刊、91頁、asin:4905821975) チェーホフの「庭」(2009年07月28日) ヤナギハナガサ(柳花笠, Verbena, Verbena bonariensis)。別名サンジャクバーベナ(三尺バーベナ)。 ゲンノショウコ(現の証拠, Dewdrop cranesbill or Thunberg's geranium, Geranium thunbergi
海女、中村とみさん(尾崎たまきオフィシャルサイト) 「海で死ねたら本望だ」が口癖だったという海女の中村とみさんが、去る6月1日に、その望み通り海で亡くなっていた。今朝の朝日新聞の小さな記事「五線譜」で知った。享年78歳。中村とみさんは、三重県志摩の越賀(こしか)で「一番の海女」と評判だった。夫の源司さん(77歳)と二人だけで漁に出る「舟人(ふなど)」の最後の一人だった。記事によれば、「その日も、普段通り20キロの重りを抱えて10メートルの海に潜った。船上の源司さんに命綱を引き上げるよう合図が来た。だが、海面に浮んだ時に意識はなかった。急性心不全だった。海女仲間はみんな駆けつけた。まるでうたた寝をしているような、静かな表情だった。ただ、口はしっかり結ばれ、海水を一滴も飲んでいなかった。『引き上げるのが遅くて、おぼれさせてしまった』と、源司さんが悔やむことがないよう、最期も気遣ったのだろうか。
忘れられない8月15日がまた巡って来た。 武道館からの中継、全国戦没者追悼式を見て、310万余の戦没者の御霊に1分間の黙祷を捧げた。 いろいろの想いが走馬灯のように瞼の裏を通り過ぎる。 遺族の方々の哀しみを思った。 いろんな形で戦争の犠牲になられた多くの方々の無念さにも想いを馳せた。 せめて残されたご家族が今幸せでありますように! 私に出来ることは日の丸の小旗を振って駅まで見送った恩師や町の方々の顔を思い出し、白木の箱で帰ってこられた情景を忘れないことだ。 昨年もブログに「64年前の今日」のタイトルで思い出を書いている。 65年経った今年は玉音放送を聞いた思い出の情景を書こう。 疎開先で借りた家は村の有力な方の別宅だった。 中庭を抜けて枝折り戸の奥に離れがあって、大阪から疎開してこられたご夫婦が住んでいらした。 玉音放送を聞くようにと隣組から連絡が有り、何故か離れの前庭に父と赤ちゃんを抱い
エリザベスを引き連れて、セミ採りをした。 そんで、二つのことを考えた。 (1)知ってる人からすっと、当たり前のことなんだろーけど、セミってのは、何種類かいるわけやね。普段から、セミの声っちゅうのは聞こえてんだけど、暑苦しー声だな、と十把一絡げに思ってたわけ。それが、よーく聞いてみると、「ビーンビーン*1」騒いでるやつ、「ギリギリギリ*2」と騒いでるやつ、「チョコチョコメーコ*3」と騒いでるやつ、がいた。こーいうのを巷では、個性と呼んでんだね。つい個性を無視して、「セミ」と呼んでしまいがちだね。プチ反省。 (2)今回、セミ採りするにあたって、棒と針金とテープを買ってきて、スーパーのレジ袋を使った「セミ採り網」を自分で作ってみた。まぁ、周りの反応としては、「作らんで、買ってきたほうが安くない?」と冷ややかな視線。確かにそーなんだけど、セミ採りっちゅうもんは、セミを捕まえるだけじゃーないでしょ?
ここでようやく「ハメット・チャンドラー・マクドナルド・スクール」と称された三人目のロス・マクドナルドを登場させることができる。この命名はミステリー評論家アンソニー・バーチャーによるもので、アメリカの正統的ハードボイルドの系譜を表象している。 この系譜に示されているように、マクドナルドも確実にハメットやチャンドラーの影響下に出発してきている。だがマクドナルドは先行する二人よりもはるかに長き年月にわたって多くの作品を書き続け、それは長編二十四作に及んでいる。ハメットが五作、チャンドラーが七作だったことに比べれば、その数はマクドナルドの作品の多層性、及び作家として時代と社会を凝視する持続性を物語るものである。またこれらの長編は一九四四年から七六年にかけて、すべてが書き下ろしであり、ハメットやチャンドラーが『ブラック・マスク』でデビューしたことと異なっている。だが版元は共通していて、同じくアルフレ
前略 母上様留守を狙って僕の部屋に押し入っては僕のフィギュアを盗み出して居間に飾るのまでは百歩譲って許すとしても、セイバーさんのアホ毛をハサミで切断するのはいくらなんでもひどくないですか。「不良品かと思って」ってあなた・・・不良品って・・・ちくしょう・・・
Shiroさんの記事「和訳抜きで英語を教えられるか」 http://blog.practical-scheme.net/shiro/20100328-understanding-without-translation 家庭教師や塾講師をしていた時に、 「日本語を経由せずに英語を理解する」ということを教えようと試みたことはある。 具体的には、英文を読んだ時に訳語を探すのではなくイメージと結びつける、 という方法だ。具体名詞ならそのものを思い浮かべ、動詞が来たら動作を思い浮かべる。 修飾されたらイメージを詳細化してゆく。 について。 言及されている、もと記事の 日本の中高の英語教育がマイナスにしかならない件について を読んだときに和訳しながら読む癖がつくという項目について全く気にしてなかった。あることさえ忘れていた。たぶん私自身が和訳癖に悩まされたことが無いからだ。大学くらいの時に気がついたら
特になし。 靖国問題は関心ない。 ⇒首相と全閣僚が靖国参拝見送り 中韓へ配慮 - 47NEWS(よんななニュース) 首相は15日午前、静養先の長野県軽井沢町から戻り、公務に復帰。千鳥ケ淵戦没者墓苑で献花した後、全国戦没者追悼式に出席した。 それはそれでよいのではないかな。 首相は靖国参拝に関し「A級戦犯が合祀されており、首相や閣僚の公式参拝には問題がある」として在任中は参拝しない意向を繰り返し表明。 "A級戦犯"は歴史的な用語で、現在的な意味はないように思うが。
国とかNHKから率先するとよいのではないかな。
炎暑。エアコンディションしているのだが、それでも夜間に寝苦しく目覚める。未明に蝉が鳴いているようでもある。シャワーを浴び、どうするかなと音楽でも聴いているとまた眠る。
ぶくま⇒はてなブックマーク - リスニング、あと何が足りないか? 読書猿Classic: between / beyond readers 元⇒リスニング、あと何が足りないか? 読書猿Classic: between / beyond readers これね。 発音って発声自体は多少訓練するとできるようになるけど、聞き取りのほうが難しい。子音をどこで聞いているかについて、サウンド・スペクトログラフを多様にカットした実験があるけど、ネイティブの弁別キーは外国語学習とは違うのな。たとえば、stopとstockだけど、これは、oの音の長さが心理的な弁別キーになっている。pとckはそれに包含されてしまう。 ネイティブの音声の聞き取り、つまり、speech perceptionは、おそらく発声の神経回路を使っているというハスキンス研究所のmoter仮説があるけど、先にも述べたように実際の弁別キーの学
ブロンディのラプチュアー、sm11659436←が不評だときいて、この、おからが一肌脱いで作ってみました。(w ラプチュアーの、(スペシャル・ディスコ・ミックス)春香さんのダンス(モーション→sm7666772)が10分も見られるんですよ?第二弾 → やよいさん (sm12070086) リメイク版 → sm12346519 別バージョン → sm12779206 新作 → sm14199693 【追記】すばらしいモデルを製作したくらうち氏とモーション作成のベリダンP氏に感謝を。【追記2】ディスコミックスは、「Auto American」に収録のものです。ベスト版には、普通の5分版が入っています。【追記3】5万再生オーバーありがとうございます。 ということで、高解像度・歌詞なし版 → http://www.youtube.com/watch?v=lRKcUmTLnVY
むかし、エドモンド・バークの『フランス革命の考察』を読んだ時、国王の支配が人民の総意に基づくものではなく、単に法と伝統にのみ基づくものであることが記されてあるのを見て、目からうろこが落ちる思いをしたものである。法の支配が、人民の総意という民主的原理とは違うことがあるということである。 わたくしの保守主義は、他の一般の保守主義者と食い違うのみならず、もっての他のものとさえ映るかもしれない。保守主義によって革命や革命的行動を正当化する形になっているからである。 ここで考慮すべきは、バークの祖国と違って、我が国の政治的エートスには、保守主義的伝統が決定的に欠如している点である。そのため、保守主義が、何であれ現在の支配体制と実定的制度にしがみつくことと混同されてしまう。我が国では、政治支配を総体として合理化したり正当化する論理が発達しにくかった。そのような問いや論理をくじくものこそ、実は「天皇制」
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