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2011年7月12日のブックマーク (14件)

  • 坂のある非風景 「間違いのような春」

    そこには希望だけがあった。ただの希望ではない。ガムを買ったくじ引きで当たったふたつ目のガムのような希望だった。欲していたものはいらないものだったのに、それを告げることができないで躊躇している。 垂直に、次々に落下する雷をみながら、まるでライブ会場にいるみたいと言ったある人の言葉は、ちょうどサルトルの『一指導者の幼年時代』の主人公が森をみて、これはぜんぶ材木でできているんだねと言ったセリフを思い出させた。 模倣がオリジナルである時代は希望しかないが、その希望はいらない希望でできていた。 私はまだいけない夢を見ているのだろうか 凍った蓮華蜜を熱いミルクで溶かす すると間違いのような春がやってくるのだが 夢の高度を保てぬ者には苦しむことの自由さえ訪れまい けっしてまっすぐには進まない言葉を使って事物に向かってまっすぐにすすむこと、それだけが試みにあたいする。レールのように、曲がっているのはまっす

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    sphynx 2011/07/12
  • とある2ch投稿「姪っ子が嫁にいった」が反響呼ぶ - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

    http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/2350478.html 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/05(土) 06:13:46.92 id:M1EnXEnB0 先週だけどね 姪っ子が結婚した 誰も読みたかないだろうけど、思い出を書いていこうと思う 「電車男」とかと同じく原文は2chへの投稿で、事実がどうとかはそれ相応にしか判断は出来ないが、数日前にブックマークしたらうちからだけでも120近いアクセスがあり、現在400を超えるはてなブックマークがある。 http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/2350478.html

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    sphynx 2011/07/12
  • ラヴクラフトとロンドン - 新・凡々ブログ

    ロンドンといっても英国の首都ではなく、小説家ジャック=ロンドンのことだ。 ラヴクラフトがロバート=E=ハワードに宛てて書いた1933年1月21日付の手紙から。 私の友人ジェイムズ=F=モートンは――いまはニュージャージー州パターソンの市立博物館で館長をしていますが――30年前にサンフランシスコでジャック=ロンドンと知り合いでした。当時、二人とも社会主義に関心があったので意気投合したのです(現在モートンは社会主義と縁を切っています)。ロンドンのにはモートンが登場するんですよ――『ジャック=ロンドン自伝的物語』です――名前は少し変えて「ノートン」になっています。その頃のモートンは手許不如意だったので、ロンドンがずいぶん援助してあげたそうです。モートンが東部に帰ったとき、ロンドンの古着を着ていることをとても自慢していました――ぼろぼろに破けてしまうまで大事にしていたそうです! つまりラヴクラフ

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    sphynx 2011/07/12
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    日記_2024.8.29 鞍馬と貴船 29日は鞍馬と貴船に行ってきました。こんな天気でバイクは無理、でも引きこもるのも嫌なので前々から行きたかった鞍馬と貴船に行くことにしました。ただ、いつ大雨が降っても全くおかしくないので天気がヤバそうなら帰ることにします。普通に日帰りできる距離ですから…

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  • 面白いなあ、与謝野さん - finalventの日記

    ⇒与謝野内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年7月5日 - 内閣府 (問)大臣、前回の記者会見の中で1%ぐらいのマイナス、物価下落は何でもないと、プラス要素だということを仰いましたけれども、今政府はデフレの脱却を重要政策として掲げているわけですけれども、この政策を見直すおつもりはあるのですか。 (答)勿論、私は見直したのです。私が前回経済財政担当大臣のときにデフレという言葉を政府の言葉から削除いたしました。定義のない言葉を使ってはいけないと。それを私が申し上げたいと思っています。 言葉がないことにしたので、問題もない。 (問)今の政権でも同じことをやるのですか。あとデフレの定義は、政府はそれなりにきちんとやっていると思うのですけれども。 (答)デフレは、政府の定義は物価下落が数年続く世界をデフレと言っているのですけれども、1%程度の物価下落で驚いて自己暗示にかかるようなことをやってはい

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  • Nel fantastico mondo di Manga-Man

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    sphynx 2011/07/12
  • アイドルマスターで超忙しい人のためのじょーじょーゆーじょー

    アイドルマスターで日常新OP手描きトレス一発ネタ!インスパイア元はこちら→sm14917441

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  • 日常的抵抗論 第4章 オリエンタリズム批判と近代のアイデンティティ - Garege Sale

    epub PDFで読めます 1.オリエンタリズム批判と啓蒙主義的主体 序章でも紹介したが、現代の文化人類学の質主義批判に大きな影響を与えたのが、エドワード・サイードの『オリエンタリズム』による、近代西欧のオリエンタリズム批判だった。「オリエンタリズム」とは、広い意味では「『東洋』と……『西洋』とされるもののあいだに設けられた存在論的・認識論的区別にもとづく思考様式」[サイード 1993上:20]と定義されている。この意味でのオリエンタリズムは、古代ギリシア以来のものだろう。けれども、サイードが『オリエンタリズム』で主に批判しているオリエンタリズムとは、18世紀末に始まる「近代オリエンタリズム」であり、西欧近代が創り出した「オリエントを支配し再構成し威圧するための西洋の様式」[サイード 1993: 上21]である。したがって、オリエンタリズムを古代ギリシア以来の西洋/東洋の存在論的・認識論

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    sphynx 2011/07/12
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    日記_2024.8.29 鞍馬と貴船 29日は鞍馬と貴船に行ってきました。こんな天気でバイクは無理、でも引きこもるのも嫌なので前々から行きたかった鞍馬と貴船に行くことにしました。ただ、いつ大雨が降っても全くおかしくないので天気がヤバそうなら帰ることにします。普通に日帰りできる距離ですから…

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    sphynx 2011/07/12
  • 魚の好きな人、嫌いな人 - 新・凡々ブログ

    ラヴクラフトが魚介類を嫌っていたというのは有名な話だが、ダーレスはどうだったのか。Remembering Derleth によると、彼はサーモンとシュリンプカクテルが好物だったそうだ。またウィスコンシンは大きな川や湖に恵まれているので、ダーレスも魚釣りをよくしたという。 ダーレスの晩年の代表作であるReturn to Walden West によると、フィッシュ湖・クリスタル湖という二つの湖がダーレスの家の近くにあり、彼はそこでしばしば釣りを楽しんだそうだ。少し引用してみる。 子供の頃、二つのうち浅い方のクリスタル湖へ釣りをしにいった――もっとも時々クリスタル湖は氷結してしまい、地元民の言葉を借りれば人間を「追い出す」のだった。そこで釣りをするにはボートが必要だった。岸辺の水は浅すぎて、産卵期の魚しかいなかったのだ。湖の西端にアール=ショップが何隻もボートを持ちこんでおり――当時、静謐な水

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    sphynx 2011/07/12
  • 酒を飲む人、飲まない人 - 新・凡々ブログ

    ラヴクラフトが酒を飲まなかったというのは有名で、飲酒の害を戒めるために"Old Bugs"なる短編を書いたりしている(参照)。一方ダーレスはどうだったのか。Remembering Derleth によると、彼の好みは以下の通りだったそうだ。 ブランデー・アレクサンダー B&B クリームシェリー どうやら甘口の酒が好きだったらしい。

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    sphynx 2011/07/12
  • バイオレット嬢の奇病 - 新・凡々ブログ

    イースの大いなる種族といえば精神交換である。これは標的の肉体を一方的に乗っ取る技だが、使う際に危険が伴ったりはしないのだろうか。"The Curious Case of Miss Violet Stone"によると、大いなる種族の精神が宿主の肉体に入りこんだまま出られなくなることがあるそうだ。 "The Curious Case of Miss Violet Stone"はポピー=Z=ブライトとデイヴィッド=ファーガソンが合作した短編で、Shadows Over Baker Street に収録されている。これはシャーロック=ホームズとクトゥルー神話をモチーフにしたアンソロジーで、当然"The Curious Case of Miss Violet Stone"でもホームズが主役を務める。 トーマス=ストーンという料理人の青年がベーカー街を訪れ、ホームズに助けを求めるところから物語は始まる

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    sphynx 2011/07/12
  • 廃庭 - 記憶の彼方へ

    人が住まなくなって放置されたままの家とその庭の変化を見続けて五年たつ。人の手が入らなくなった庭では藤が物置を完全に覆い尽くし、さらに家の二階の窓にまで這い上がっている。このまま放置され続ければ、いずれ家全体を覆い尽くすだろう。その庭では年々大虎杖をはじめとする雑草が勢力範囲を拡げていて、かつて主が植えた宿根草や球根類が咲かせる花はところどころから遠慮がちに顔を出すにすぎない。一般にはもはや庭とは呼べない空間だが、私にとっては魅力的な庭でありつづけている。

    廃庭 - 記憶の彼方へ
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    sphynx 2011/07/12
  • 動いている庭 - 記憶の彼方へ

    Gilles Clément jardinier, le jardin en mouvement, je jardin planétaire et le tiers paysage. 港千尋『パリを歩く』(asin:4757150784)で紹介されているフランスの造園家ジル・クレマンの「動いている庭(le jardin en mouvement)」は興味深い。その概念は長年にわたる空き地における植物の遷移の観察からうまれたという。ジル・クレマンは一般には「雑草」としてひとくくりにされる植物群が、一定の空間のなかで場所を変えてゆくことを実際に造園術に取り入れた。 ここには「雑草」にたいする発想の転換が含まれている。庭を庭として維持するには、雑草の駆除が欠かせない。だが視点を自然の側に置いてみるとどうなるだろう。その環境にいちばん適しているのは、そこにもともとある草ではないか。そうだとしたら、

    動いている庭 - 記憶の彼方へ
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    sphynx 2011/07/12