またFBで感想をもらって、色々考えさせられた。大枠は、「新作「海と傷」完成した。」で書いたことの延長ではあるんだけど、いまだにこの作品には考えさせられる。 後悔しているというより、考え尽くして解決しきってないという感じ。つまり問題が大きくて、終わってもまだ終わってない。 で、俺と小説とが乖離していたのに今更気づく。あの作品の終わり方について、読んでくれた人の解釈の方が、俺の解釈よりも自然だったりしたから。 具体的には、最後になって俺は意識のレベルで考えすぎていたり、怖じ気づいたりしていたようだ。エピローグを削ったときにもそれが分かったんだけど、今またはっきりと気づけた。 俺は今の形、エピローグのない形、あの終わり方、でずっと描こうとして、物語を紡いでいたのに、最後になって日和ってエピローグ付け足しちゃったな、と。そのせいで自分の意識の中でも、作品の姿がうまく見えなくなっていたな、と。自分の