「漢字と日本人」 (文春新書) とゆう 本、いろいろな意味で おもしろく よみました。著者は 高島俊男さん。著書もおおく、また 週刊誌に かきつずけられている コトバに まつわる エッセイを ごぞんじの かたも おおいでしょう。この本も なかなかのヒョーバンのようで、新聞の書評にも ずいぶん とりあげられています。 日本人と漢字との かかわりを ほぼ歴史に そって 解説しながら、未来にむけての 著者の意見を つよく うちだしている本ですが、カナモジカイの会員にわ しりあいから この本で 「あなたが ひごろ主張されている ことが わかった」 と いわれた ヒトも あるそうです。これわ 著者にわ 苦笑もの、いや、そこだけを うけとられてわ こまる、と いいたい ところでしょうか。 なにしろ 高島氏としてわ 「戦後の当用漢字略字体」「はとりかえしのつかない愚挙であった」 (8ページ)、また