これまでに30枚以上のソロアルバムをリリースし、国内外で広く活躍するアコーディオニスト・coba。「アコーディオンのイメージを変えること」、そして「誰も聴いたことのない音楽を作り出すこと」をモットーに、彼は四半世紀のあいだ走り続けてきた。アコーディオニストであると同時に、コンポーザー、アレンジャー、そしてプロデューサーでもある彼の原点には、果たしてどんな思いや体験があったのだろうか。 アコーディオンとの出会いから世界コンクールでの優勝、そしてビョークとの出会いなど、さまざまなことを振り返ってもらいながら、cobaが見据える現在、そして未来について、大いに語ってもらった。 1音鳴らしてみた瞬間に度肝を抜かれました。たぶん僕はそのとき、アコーディオンに一目惚れしたんだと思います。 ―最新アルバム『coba?』のテーマは、原点回帰とのことなので、改めてcobaさんのルーツと足跡を振り返っていきた