Googleは、同社のオンラインサービス「Google Docs」に保存されたワープロやプレゼンテーションのドキュメントのごく一部で、アクセスが不適切に共有されてしまう、プライバシー上の脆弱性問題を発見した。 TechCrunchに掲載された引用によると、Googleは同社がこの問題の影響を受けたユーザーに送信した文書で「本人の知らないうちにドキュメントが公開されるおそれのあったバグを見つけ修正を行った。意図しないドキュメント共有が起きたのは、本人または共有権限をもつ共同編集者が過去にドキュメントを共有したことのある人までに限定されていた」と述べている。「本人または共有権限をもつ共同編集者が、ドキュメントリストから文書やプレゼンテーションを複数選択し共有の許可を変更した場合のみ、この問題が生じた。この問題で影響を受けたのは文書とプレゼンテーションで、スプレッドシートは影響を受けていない」