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日本に関するsynapse_booksのブックマーク (21)

  • 神隠しと日本人 - 情報考学 Passion For The Future

    ・神隠しと日人 異界研究の第一人者が、神隠しにまつわる神話や伝承、そして現実の神隠し事例を研究することで、日の村社会における「神隠し」の役割と機能に迫る。意外に人間的で現実的なオチになる。 「民俗社会における「神隠し」とは何なのだろうか。極端な言い方をすれば、それは現実の世界での因果関係を無視して、失踪事件を「神隠し」のせいにしてしまうことなのである。村びとたちは自殺も、事故死も、誘拐も口減らしのための殺人も、身売りも、家出も、道に迷って山中をさまよったことや、ほんの数時間迷い子になったことまでも、「隠し神」のせいにしてしまおうとしていたのである。」 神隠しの多くが、事実を隠蔽するためのヴェールとして使われ、その真意は「失踪者はもう戻ってこないと諦めよ」ということを遠回しに伝えることにあった。辛い現実を突きつけられるよりも「神隠しにあったのだ」で失踪を異界へ放り投げたほうが、慰めになる

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    synapse_books 2012/10/05
    「神隠しと日本人」
  • 日本の歴史をよみなおす - 情報考学 Passion For The Future

    ・日歴史をよみなおす 「聖徳太子は倭人であっても日人ではない」 中世までの日史観を大きく変えた網野善彦の名著の文庫版。続編も収録。 日の社会は十四世紀の南北朝動乱以前と以降では大きく変容しており、その転換期を調べることで、中世日のイメージをとらえなおす。そこには教科書的常識とは大きく異なる、現代と異質の文化・社会が広がっていた。 民衆の生活や風俗に目を向けることで、時代の質が見えてくる。たとえば被差別対象の非人はかつては違った意味を持っていた。著者は非人とは中世以前はケガレに関する職能であったと指摘する。日文化のケガレとは「人間と自然のそれなりに均衡のとれた状態に欠損が生じたり、均衡が崩れたとき、それによって人間社会におこる畏れ、不安と結びついている」ものだが、十四世紀を境に社会が文明化されるに従い、ケガレに対する見方が畏怖、畏敬から、汚く汚れた忌避すべきものという現代の感

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    synapse_books 2012/09/14
    「日本の歴史をよみなおす」
  • 『こども東北学』山内明美(イースト・プレス) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「三陸沿岸の村で育った女性研究者の切実な問い」 私がそれまで無関心だった日の風土や民俗について目を開かれたのは、80年代半ばにバリ島に行ったときだった。学生時代に国内を旅していた70年代にはなかった視野を、80年代のバリ島で与えられた。日を再発見できたのはうれしかったが、同時にバリ島を合わせ鏡にしなければそれが出来なかったことに、一種のにがさを感じのもたしかだった。 近代化が達成され社会の価値観が大きく変貌した70年代、因習からいかに自由になるか、社会に迎合しない個をいかに確立するかに関心がむかった。そういう状況下では日の根っこは見えにくかった。それは二代遡っても東京生まれで、田舎というものを持たない私の生い立ちとも関係していたのだろう。オクテにならざるを得なかったのだ。 ヒンズー教の島であるバリ島には、日と似たところがたくさんあり、それが小さな島空間に凝縮さ

    『こども東北学』山内明美(イースト・プレス) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    synapse_books 2012/02/01
    『こども東北学』
  • 神保町の匠 - 「日本」掘り起しの大イベント

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    synapse_books 2011/03/10
    『紀元二千六百年』
  • 異形の日本人 - 情報考学 Passion For The Future

    ・異形の日人 「民俗学者宮常一の代表作に『忘れられた日人』がある。宮は地方の田舎で昔ながらの生活を営む人々の中にこそ、当の日人の姿があるとした。 私はそれとは対極に、路地に住む人やそれと同じように異端とされた人々、タブーとされた出来事を通して、日人の姿を見つめようと努めてきた。だからこれは宮と違う意味で、ノンフィクションの書き手である私なりの「忘れられた日人」ストーリーでもある。」 被差別部落問題ノンフィクションで大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したライターによる、マイノリティ視点の現代日人論。偉人伝より異人伝の方がずっと面白い。有名、無名の6人の人生が語られる。 ・類人猿のような姿態の"ターザン"姉妹 ・差別を描いて封印された漫画家『血だるま剣法』平田弘史 ・孤高のやり投げ選手 溝口和洋 ・医師の猥褻行為と裁判で戦い続けた生涯を持つ女性 ・股間から火を吹く芸で知られる

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    synapse_books 2011/01/07
    「異形の日本人」
  • 『天皇陛下の全仕事』山本雅人(講談社現代新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 住所は、「東京都千代田区千代田 皇居 御所」、姓はない。職業選択の自由もなければ、定年も引退もない。休日出勤は当たり前、休暇先にも仕事が運ばれてくる。もし、天皇がいなくなったら、書に書かれている仕事のかわりは、だれがどのようにするのだろうか。いなくてもなんとかなるのか、いたほうがいいのか、書から考えてみよう。 著者、山雅人は、「昭和四二(一九六七)年、東京都生まれ、学習院大学文学部日語日文学科卒業後、産経新聞社に入社」。「平成一五(二〇〇三)年二月~同一七年二月、宮内記者会(宮内庁記者クラブ)で皇室取材を担当」。その経験を基に書を執筆したが、そのきっかけは、「宮内庁の担当として実際に毎日見る以前と以後との「天皇像」に大きなギャップがあり、一般の人もほぼ同様なのではないかと思ったからだ」。この手のは、著者がどのような背景をもち、どのような意図で書かれたかに

    『天皇陛下の全仕事』山本雅人(講談社現代新書) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    synapse_books 2010/12/16
    『天皇陛下の全仕事』
  • ネオ・デジタルネイティブの誕生―日本独自の進化を遂げるネット世代 - 情報考学 Passion For The Future

    ・ネオ・デジタルネイティブの誕生―日独自の進化を遂げるネット世代 国内大規模定量調査によって、若年層の情報摂取行動を調べたという、日版デジタルネイティブ研究報告。日のデジタルネイティブを3つの世代に区分している。76世代、86世代、そして96世代=ネオ・デジタルネイティブだ。各世代のわかりやすい対比が面白い。たとえば、 76世代:PCで書く、ケータイで読む 86世代:ケータイで書く、PCで読む という違いがあるそうだ。全般的に上の世代がパソコンでやっていることを下の世代はケータイでやっている傾向がある。もっともこれは、パソコンの所有率とも関係があるのかもしれないが。 情報行動だけでなく、コミュニケーションのスタイルも異なっている。 「まず76世代は、「他人にあまり影響されずに自分らしい生き方をすることがカッコいい」「世の中が言うことよりも自分の情報のほうが正しい」「社会がなんと言おう

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    synapse_books 2010/07/15
    「ネオ・デジタルネイティブの誕生―日本独自の進化を遂げるネット世代」
  • 日本人だけが知らない 日本人のうわさ 笑える・あきれる・腹がたつ - 情報考学 Passion For The Future

    ・日人だけが知らない 日人のうわさ 笑える・あきれる・腹がたつ 世界を取材するライター石井光太氏が集めた日にまるわるうわさ話とその背景を解説する軽い読み物。海外の人たちの偏見や誤解がいっぱい。笑えるものも多いが、棘があって痛いものも多い。 たとえば、日人は入国手続きの書類の「SEX」の欄に数字を書くがそれは週に何回の意味だ、なんていう話し。英語ができない日人への皮肉のニュアンスも込められて、外国では実際に広まっているそうだ。 日の地下鉄は痴漢だらけだが、中国人や韓国人女性がひとりで乗るときは、バッグに国旗をつけると、痴漢にあわない、なぜなら日人男性は外国人には痴漢をしないからだ、などという日留学時の注意があって、実際、そうした自衛手段を取る女性も存在するようだ。 「日企業は中国でつくった一番いい製品を欧米に輸出する。二番目にいい製品を日へ逆輸入する。そして最悪の品を中国

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    synapse_books 2010/07/15
    「日本人だけが知らない 日本人のうわさ 笑える・あきれる・腹がたつ」
  • 『新日本人の起源』 崎谷満 (勉誠社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 著者の崎谷氏はもとはウィルス学が専門ということだが、日人の成り立ちをさぐるために、分子遺伝学、人類学、言語学までを射程におさめ、京都大学の伝統である学際的なとりくみをおこなっている研究者である。書も第一章はDNA、第二章は文化、第三章は言語とアプローチを変えている。 崎谷氏は2003年の『日列島の人類学的多様性』以来、日人の起源論を精力的に発表し、2008年には一般向けの『DNAでたどる日人10万年の旅』(以下、『10万年の旅』)を上梓したが、同書執筆中にY染色体の研究が急速に進んだために、あらためて書『新日人の起源』を書いたということである。 『10万年の旅』は現在絶版になっているが、『新日人の起源』には『10万年の旅』にないような画期的な発見が盛りこまれているのだろうか? 素人目には大筋は変わっていないように思えたが、専門家が見れば違うのかもしれな

    『新日本人の起源』 崎谷満 (勉誠社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    synapse_books 2010/05/12
    『新日本人の起源』
  • 『Y染色体からみた日本人』 中堀豊 (岩波科学ライブラリー) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 ミトコンドリアDNAが母系で受け継がれるのに対し、Y染色体は父系で受け継がれる。ミトコンドリアDNA解析は過去10万年の人類の移動を明らかにしたが、正確には女性の移動なので、ヨーロッパ人のアメリカ大陸侵略のような男性主体の移動は検知することができない。男性の移動を明らかにするにはY染色体の解析が必要である。 書は2005年発行とやや古いが、Y染色体の研究者による日人の起源論である(2009年時点の研究は崎谷満氏の『新日人の起源』を参照のこと)。 Y染色体による民族のルーツ探しのとしてはブライアン・サイクスが『イブの七人の娘』の姉妹編として書いた『アダムの呪い』があるが、読みすすむにつれになった。 女性は妊娠によってしかDNAを残せないのに対し、男はその場限りのセックスで子孫を残せるので、Y染色体はミトコンドリアDNAよりも寡占が起きやすい。ミトコンドリアDN

    『Y染色体からみた日本人』 中堀豊 (岩波科学ライブラリー) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    synapse_books 2010/05/12
    ;『Y染色体からみた日本人』『新日本人の起源』『イブの七人の娘』『アダムの呪い』
  • 『日本人になった祖先たち』 篠田謙一 (NHKブックス) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 母系で伝えられるミトコンドリアDNAで日人の成り立ちをさぐろうというである。 この分野ではブライアン・サイクスの『イブの七人の娘』というベストセラーがあるが名著があるが、ヨーロッパ人に多い七つの変異型(ハプロタイプ)しかとりあげておらず、日人を含む東アジアに多いハプロタイプは付録で言及されるだけだった。英国の人類学者が英国の読者のために書いただから当たり前といえば当たり前だが。 書は日の人類学者による日人のミトコンドリア・ハプロタイプを考察したで、十章にわかれる。第一章から第四章まではミトコンドリアDNAと人類遺伝学の解説だが、自信のなさそうな書き方でおもしろくない。オッペンハイマーの『人類の足跡10万年全史』あたりを読んだ方がいい。 第五章は日人に見られる12のハプロタイプの紹介で、それぞれの分布からそのハプロタイプが生まれたと推定される地域と年代

    『日本人になった祖先たち』 篠田謙一 (NHKブックス) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    synapse_books 2010/05/12
    『日本人になった祖先たち』
  • http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090502/bks0905021800006-n1.htm

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    synapse_books 2009/05/11
    「正座と日本人」
  • Amazon.co.jp: 和算で数に強くなる! (ちくま新書 778): 高橋誠: 本

    Amazon.co.jp: 和算で数に強くなる! (ちくま新書 778): 高橋誠: 本
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    synapse_books 2009/04/25
    「和算で数に強くなる! 」
  • 日本の弓術 - 情報考学 Passion For The Future

    ・日の弓術 大正から昭和の初めまでの5年間、日に滞在したドイツ人哲学者オイゲン・ヘリゲルは、高名な師範に弟子入りして弓術を教わった。その学びは西洋の合理性と論理性、日の非合理性と直観性とがぶつかりあい、やがて融合していくプロセスになった。ヘリゲルは弓術五段を得てから帰国し、祖国で弓術の習得体験を通して東西文化質を突く講演を行った。これはその記録である。 ヘリゲルは最初は当然のように意志の力で身体を制御しようと試みた。注意深く師の動きを観察して、正しい弓の引き方を会得しようとする。だがうまくいかない。深く悩む弟子に師範はこう教えを垂れる。 「あなたがそんな立派な意志をもっていることが、かえってあなたの第一の誤りになっている。あなたは頃合よしと感じるあるいは考える時に、矢を射放とうと思う。あなたは意志をもって右手を開く。つまりその際あなたは意識的である。あなたは無心になることを、矢が

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    synapse_books 2009/02/20
    「日本の弓術」
  • もう一つの日本 失われた「心」を探して - 情報考学 Passion For The Future

    ・もう一つの日 失われた「心」を探して 産経新聞記者二人が海外取材を通して日の変容をみつめる。 第一部は「日人より日人らしい」ブラジル日系人たちの取材レポート。日系人は150万人を超えるものの、大国ブラジルでは全人口の1%にも満たないマイノリティでもある。だからこそ2世、3世と世代交代してもアイデンティティとしての「日人気質」を大切に生きている人たちが多い。 ブラジルには教育勅語を奉読する日語学校があり、演歌をカラオケで歌う人たちが居て、天皇陛下や小泉首相を慕う人々がいた。勤勉実直で、年配者を敬い、礼儀正しいことを良しとする。現代日では捨て去られてしまった「昔の日人の美徳」が遠い国の日系社会では未だに守られていることに記者は感嘆する。 ブラジルに続いてパラオ、そしてスペインへ。日からの移民達が作りだした日の「親類文明」を旅するうちに、現代日が経済的豊かさと引き換えに失

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    synapse_books 2009/02/20
    「もう一つの日本 失われた「心」を探して」
  • 渦巻く陰のパワー 「秘密結社の日本史」 海野弘著 - エンタメ - 47NEWS(よんななニュース)

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    synapse_books 2009/01/02
    「秘密結社の日本史」
  • 鼠色だけで百種、茶色だけで四十種! 「日本人の愛した色」 吉岡幸雄著 - エンタメ - 47NEWS(よんななニュース)

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    synapse_books 2008/12/25
    「日本人の愛した色」
  • Amazon.co.jp: 「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書): コリンジョイス (著), 健彦,谷岡 (翻訳), Joyce,Colin (原名): 本

    Amazon.co.jp: 「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書): コリンジョイス (著), 健彦,谷岡 (翻訳), Joyce,Colin (原名): 本
  • Passion For The Future: 日本人の禁忌―忌み言葉、鬼門、縁起かつぎ…人は何を恐れたのか

    人の禁忌―忌み言葉、鬼門、縁起かつぎ…人は何を恐れたのか スポンサード リンク ・日人の禁忌―忌み言葉、鬼門、縁起かつぎ…人は何を恐れたのか ■禁忌を定義する このの前書きによると、古今東西の人間社会で「してはいけないこと」は、犯罪、道徳、礼儀、戒律、禁忌の5つに分類できるという。この分類を使って、事例を以下に並べてみる。 「5つのしてはいけないこと」 1 犯罪 人を殺してはいけない 物を盗んではいけない 姦通してはいけない 2 道徳 人の嫌がることはしない 仕事はさぼらない 迷惑をかけたら謝る 3 礼儀 音を立ててスープを飲まない 挨拶を忘れてはいけない フォーマルな場ではネクタイをする 4 戒律 イスラム教徒はラマダン期間中は日中は物をべてはいけない 豚肉をべてはいけない 5 禁忌(この項の例は書の目次から) 敷居を踏んではいけない 13日や金曜日を嫌う 夜に口笛を吹いて

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    synapse_books 2008/03/05
    陰陽師二人語りCDの紹介も
  • 奇跡や前世は信じるくせに~『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』 内山節著(評:三浦天紗子):日経ビジネスオンライン

    もし読者の中に、「キツネにだまされたことがある」という方がいたら、ご一報ください。取材に行きます。そう言いたくなるくらい、キツネにだまされた体験を持つ人はまずいないだろう。 しかし、キツネが人に悪さをする、人を化かすという話は日各地にごまんとある。子ども時代には、そんな話をいくつも読んだり聞かされたりしたものではないだろうか。 たとえば、キツネが人間の不意をついてべ物をかすめ取る話は多い。それはキツネがその土地の自然や人間の習性を熟知しているからできることであり、いわば野生の知恵のようなものだろうと得心がいく。だが、中にはキツネが旅人や女など人間に姿を変え、いい温泉があると川に入らせたり、おいしいまんじゅうだと馬糞をべさせたりするという、人がすっかりしてやられた話もあるのだ。 そこまでキツネに「だまされていた」はずの人間だが、1965年以降この手の話は発生しなくなり、と同時に急激に姿

    奇跡や前世は信じるくせに~『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』 内山節著(評:三浦天紗子):日経ビジネスオンライン