今から17年以上さかのぼる1992年1月12日、東京・六本木の「アーク都市塾」で、「2001年宇宙の旅」フォーラムが開催されました。 スタンリー・キューブリック監督のこの映画の中で「コンピューターHAL9000が誕生した日」と設定されているこの日に、映画「2001年宇宙の旅」をさまざまな角度から徹底的に検討・解析しようという、歴史的なシンポジウムでした。 フォーラムのサブタイトルは「1992年1月12日、HALの誕生を祝ったシンポジウム」で、約4時間にもおよぶ長大なシンポジウムは、熱気にあふれた密度の濃い内容でした。 私(清水)は、このフォーラムの一部始終をノートにメモ書きしていて、数日後、ASAHIネットの会議室に5回に分けて、討議内容の要旨としてアップロードしました。 あれから年月を経て、2001年が現実の世界として過ぎ去っていった今、このノートを読み返してみると、フォーラムでのパネリ