タグ

ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (5)

  • 防衛大綱決定を巡る朝日新聞とフィナンシャルタイムズのリベラル漫才: 極東ブログ

    17日、新たな「防衛計画の大綱」が閣議決定された。この新防衛大綱決定を巡る、18日付け朝日新聞社説「防衛大綱決定―新たな抑制の枠組み示せ」(参照)と14日付けフィナンシャルタイムズ社説「Japanese defence」(参照)の社説を読むと、なんとなく掛け合い漫才のように思えた。というわけで、掛け合い漫才風に引用をまとめみよう。Enjoy! 朝日新聞さん 東アジアの情勢は不安定さを増しつつあるとはいえ、「脅威に直接対抗しない」としてきた抑制的な路線から、脅威対応型へとかじを切った意味合いは重大である。 フィナンシャルタイムズさん That Japan should seek to respond to strategic realities ought to be unexceptionable. While the Soviet Union is no more, China is r

    taimatu
    taimatu 2010/12/21
    社説漫才。防衛大綱にツッコミを入れてるつもりの朝日新聞さんが、客席から見ると実はボケ倒していたというお話。FTさんの小さなボケを見逃さないブログ主にも笑える。
  • ロシア、メドベージェフ大統領の国後島訪問の思惑は二島返還だろう: 極東ブログ

    ロシアのメドベージェフ大統領が今日、日が自国領土と主張する国後島を4時間ほどの短時間だが訪問した。ソ連時代を含めロシアの最高指導者による、日主張の北方領土への初訪問となる。訪問は9月29日に想定されていたが、日側からの中止要請を考慮してか延長されていた。今日決行した意図だが、ロシア側に従来にもまして強い領土主張の意図が込められていると見るのが自然だろう。だがその背景となる理由は単純ではないだろう。 一番の理由は、中国による強行な尖閣諸島海域侵犯と同様、民主党政権による日の威信の低下である。日中国ロシアに対して、自国領土を侵せば痛い目に遭いますよというシグナルを出しつつ、反面ではにこやかに友好な外交を展開しているなら、その笑顔に泥を塗るわけにもいかないという判断にもなる。しかし、9月10日メドベージェフ大統領は訪露した鳩山由紀夫前首相と北方領土問題について会談した際、豆鉄砲を

    taimatu
    taimatu 2010/11/09
    元道民としては4島返還のラインは崩したくないな。プーチンが大統領に返り咲いたとき、日本側に領土交渉を任せられるような本格政権ができていることを祈ろう。メドベージェフはどうせつなぎ政権。
  • 小沢独裁を機構的に押さえる政調の復活はよかった: 極東ブログ

    率直にいうと菅首相に期待するところはなかった。集金に結びつく明確な政治基盤がない菅氏の場合、海外紙が見抜いていたように(参照)、大衆迎合主義的な手法を採る以外に権力維持の手法はありえない。とすれば、そこに質的な力学と矛盾を抱え込むことになる。矛盾の局面では、小泉元首相のように最後は大衆を借りて抑え込むだけのカリスマ的能力は菅氏にはない。あるいは、小泉氏のような政治信念・理念は菅氏にはない。通常なら権力への柔軟な動きが政治家としてのメリットになるが、この難しい局面ではデメリットになり、倒れるだろう。 そもそも論でいうなら、新内閣への期待が質を外している。これは新内閣ではなく鳩山内閣の失態を取り繕ういわば後期鳩山内閣である。だからそのナンバーツーだった責任者が失態の責を追うという以上の意味はない。いかに鳩山内閣の失政を是正するか、そのことが課題になるにもかかわらず、菅氏の表明演説などからは

    taimatu
    taimatu 2010/06/08
    政調で一時をしのいでも、小沢復権は避けられないという推論
  • 6月3日発売週刊文春記事「鳩山官邸マル秘作戦”権力にしがみつけ”(上杉隆)」が面白かった: 極東ブログ

    鳩山由紀夫首相の退陣表明があった6月2日の翌日に出た、6月3日発売の週刊文春記事「鳩山官邸マル秘作戦”権力にしがみつけ”(上杉隆)」が面白かった。ヒュー・エヴェレット三世(参照)の多世界解釈の視点からも興味深いし、ごく政治記事としても面白い。以下は後者の視点から。 すでに退陣してしまった鳩山首相だが、3日のこの記事ではまだ退陣していない。それどころか、この記事の世界のメディアは首相退陣論が噴出しているとして、ジャーナリスト上杉隆氏はこう断じている。 だが筆者は一貫して選挙前の首相退陣はない、と言っている。 上杉氏は一貫してそう述べていたそうだ。もしかすると、3日の時点でも一貫して述べている可能性もないとは言い難い。 その一貫性の理路も興味深い。 小沢幹事長がこの時点で鳩山首相と再三会っていることこそ、退陣がないことの証だ。なぜなら、ここで首相を辞めるとなれば、小沢幹事長の進退問題に話が及ぶ

    taimatu
    taimatu 2010/06/05
    ジャーナリスト上杉隆氏がパラレルワールドに行ってしまった、というお話
  • 韓国海軍哨戒艦「天安」爆沈、その後: 極東ブログ

    先月26日夜、韓国が黄海上の軍事境界線と見なす北方限界線(NLL)(参照)に接する白翎島の南西約2キロ地点で、警備活動中の韓国海軍哨戒艦「天安」(全長88メートル、1200トン)が爆沈した。 乗員104名中救助されたのは58名。一名の遺体が発見されたという報道もあった(参照)。44名は海底に残されているらしい。明日引き上げ開始となる予定だ(参照)。 爆沈は激しいものだった。韓国地質資源研究院は、TNT火薬で約260キロの爆発に相当する空中音波を観測した(参照)。この火薬量は北朝鮮サンオ級小型潜水艦の魚雷の爆発力に相当する。 爆沈の理由は現報道ではわからないとされているが、朝鮮日報「哨戒艦沈没:「外部爆発の可能性大」」(参照)では、船底の下で魚雷・機雷などによる外部爆発が発生した可能性を報じ、機雷の可能性を高く見ている。 機雷であろうか。朝日新聞「軍艦沈没、広がる疑心暗鬼 韓国内で北朝鮮関与

    taimatu
    taimatu 2010/04/15
    「北朝鮮は核保有をやめることはないという各種のメッセージが出されてきた文脈のなかに、この事件が置かれるのかもしれない」。金一族の命運は、チャウシェスクかカダフィか
  • 1