『健康に長生きしたければ1日1曲歌いなさい』(斎藤一郎、周東寛、EIMI、田才靖子著、日本音楽健康協会監修、アスコム)とは、なんとも奇抜なタイトルですが、かといってジョークではなさそうです。 その証拠に、著者には歯学、そして医学、脳科学、心理学を専門とする医師、ボイストレーナー、スタジオヴォーカリストと、それぞれ担当の異なる4人の専門家が迎えられています。とはいえ、根拠は理解しておきたいところ。そこで第2章「歌えば幸せホルモンが分泌する」から、その答えを引き出してみたいと思います。 なぜ歌うと長生きできるのか? 1.幸せホルモンが分泌して、ストレスから解放される 歌うと、エンドルフィンやドーパミンなどのホルモンが分泌されるそうです。 2. 幸せホルモンが分泌して、免疫力が高まる 歌うと分泌されるホルモンが、体内環境を改善。 3. ナチュラルハイを体験できる 歌うと、大声ハイと音楽ハイを同時