東京都の石原慎太郎知事(78)が都知事選(4月10日投開票)に4選を目指して出馬する方向で、側近が調整を始めたことが分かった。今期限りの引退が既定路線だったが、昨年春からは進退に関しては明言を避けてきた。国政の混迷と築地市場移転問題など懸案を抱える都政の現状や、自民、公明などからの続投を求める意見を踏まえ、最終的に決断するとみられる。 石原氏は過去3回の都知事選にいずれも圧勝し、候補者を選定中の民主や、出馬を検討中の他陣営が動向を注視している。知事与党の自民、公明に加え経済界などからも出馬を求める声が多い。 石原知事は自民党の参院議員を経て衆院議員を8期務め、環境庁長官や運輸相を歴任。95年に「ほとんどの政治家は卑しい保身のためにしか働いていない」と議員辞職した。 99年、「東京から日本を変える」をキャッチフレーズに都知事に初当選。07年に「最後のご奉公」と訴えて3選を果たしたが、自身が主
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く