全国各地で花火大会の中止・自粛が相次ぐ中、『神宮外苑花火大会』実行委員会は30日、毎年東京・明治神宮外苑(新宿区など)で行われている同イベントを、8月6日(土)に開催すると発表した。震災以降、警備面や電力不足などへの対策を検討してきたが「観客の安全対策に一定の目処がつけられた」として実施を決定。今年は東日本大震災復興チャリティーイベントとして、さまざまな企画を実施する。 日刊スポーツ主催の同イベントは今年で32回目。花火は神宮第2球場(新宿区)から打ち上げられ、毎年有料席で約10万人、周辺の観客を含めると100万人が楽しんでいる“都心の夏の風物詩”として知られる。周辺にならぶ神宮球場、国立競技場、秩父宮ラグビー場、神宮軟式球場の有料4会場では、打ち上げ前に行われるさまざまなアーティストのコンサートが行われており、こちらも人気を呼んでいる。 今年は被災地復興支援として、コンサートに東北出身ア