東京スカイツリー(東京都墨田区、地上634メートル)を運営する東武タワースカイツリーは28日、強風の影響で地上350メートルの「天望デッキ」と450メートルの「天望回廊」を結ぶエレベーター2基を約40分間にわたり自主的に停止させた。当時、天望回廊には483人がいたが混乱はなかった。 同社によると、28日午後に地上450メートル付近で風速20メートルの強風を観測。エレベーターが自動的に減速、停止する可能性があったため、同2時20分に展望台を結ぶ2基を停止させた。その後、風が弱まったことを受けて同3時に下りエレベーターの運転を、同3時半に上りも再開させた。 強風の影響でエレベーターを停止させたのは開業初日(22日)以来、2度目。エレベーターは風に弱い? 決め手は「揺れの大きさ」