「我々がインターネットの世界で展開したタイムマシン戦略は、モバイルインターネットで次のステージを迎える。LTEによる高速化で生まれてくるコンテンツやサービスもしっかり刈り取る」――。米国第3位の移動通信事業者、スプリント・ネクステルの買収(関連記事)について報告したソフトバンクの孫正義社長は、会見に続いて行った質疑応答でこう語った。 今回の買収が世界第3位の移動通信事業者になるだけにとどまらず、従来から標ぼうしてきた「インターネットカンパニー」としてもさらなる成長を狙った布石であるという狙いを説明した。 さらに「実は、ダンさんとは米スプリントのCEOになる前から知り合いだった」、と意外な縁があったことを語り、今後、米国事業と国内事業の両輪で相乗効果を生み出していくという意気込みを強調した。質疑応答の内容は以下の通り。 今回の買収は、日本のユーザーにとってどのようなメリットがあるのか。 買収
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