タグ

2012年2月27日のブックマーク (1件)

  • 中国の現状と分析者の立つ位置 - 梶ピエールのブログ

    前回のブログエントリで、言及した平野聡氏の論説について、「その烏坎村の「自治」をめぐる評価には基的に同意するものの、タイトルの「真の民主」という表現を含め、若干の違和感を抱いた」と書いた。しかし改めて彼の文章を読み返すと、どうしても違和感しか抱けない箇所に突き当たってしまう。例えば、以下のような箇所。 中華人民共和国がもし当に「統一された多民族国家」であるのならば、その一部分で始められた民主的な地方自治の試み=烏坎モデル(?)は速やかに全国へと広げられるべきであり、当然の前提として政治的な意見表明の自由も認められるべきであろう。しかしそのようなことになれば、少数民族が即座に中国からの独立を求めることになるのは、2008年以後のチベット問題、09年夏のウルムチ事件、そして11年の内モンゴル抗議運動など、漢人と少数民族対立が極点に達している状況からして余りにも明らかである。 何回か読み返し

    中国の現状と分析者の立つ位置 - 梶ピエールのブログ
    toff
    toff 2012/02/27