ダイヤモンド社 2006年1月 ドラッカーという名前は随分と前から知ってはいたのだが、なにしろ経営学者という肩書きのひととして認識していたので、てっきり大前研一と竹村健一を足して二で割ったようなひと、金儲けのハウツーを書いているひとだろうと思い込んでいた。会社トップの座右の書とかいう特集に、山岡壮八「徳川家康」、司馬遼太郎「坂の上の雲」などというにとならなんで時々、ドラッカーの本の名前をあげている人がいて、そういう本は敬遠と思っていた。 今回、ドラッカーの本を読んでみようかと思ったのは、最近刊行されはじめた「日経BPクラシックス」シリーズのフリードマンの「資本主義と自由」に挟み込まれていた「創刊記念座談会」の山岡洋一、竹森俊平、野中郁次郎の鼎談に、ドラッカーのことが論じられていて(「資本主義と自由」と同時にドラッカーの「マネイジメント」が刊行されているので、そのためでもあろうが)、面白そう
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