大学院で「マンガ」の話をする。 日本語と日本の宗教の「辺境性」についてのプレゼンテーションだったのだが、いつのまにか「日本人の脳」の話から、マンガの話になってしまった。 日本語は「漢字とかなを混ぜて書く」言語である。 漢字は表意文字であり、かなは表音文字である。 この二つを脳は並行処理している。 アルファベットは表音文字であるから、欧米語話者はそんな面倒なことはしない。 けれども、そのせいで変わったことが起きる。 表意文字は「図像」であり、表音文字は「音声」であるから、これを記号処理する脳の部位は当然違う。 失読症というのは、脳の疾患によって文字が読めなくなる症状である。 欧米語話者は失読症になると、まったく文字が読めなくなる。 しかるに、日本語話者は二種類の病態をとる。 漢字が読めなくなって、かなだけが読める症状と、かなが読めなくなって、漢字だけが読める症状である。 それから、漢字を読ん
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 突然ですが、ヒトが性的快感の絶頂にある時、脳の内部状態はどのようになっていると思われますか? 正月早々、いったい何の話と思われるかもしれません。実はそういう脳科学的な測定を行ってみたのです(2ページ目の測定結果をご参照ください)。今回は「アサヒ芸能」誌(徳間書店、1月15日発売)袋とじグラビアとのタイアップで記事を企画してみました。 学生の風俗サイト閲覧 前回の、大学でのネットワークリテラシー教育の文脈から話を始めたいと思います。 新入学生に「情報公開ガイドライン」について講義する際、必ず取り上げるケースがあります。「プリンターの利用」に関する部分で、もし端末からのプリンター出力で何か事故があった場合、必ずセンターのスタッフに報告連絡相談する
サルの前頭葉にF5と呼ばれる領域があります。図1の領域です。腹側の運動前野の一部で、前の部分に当たります。イタリア、パルマ大学のリゾラッティらは、この領域から奇妙なニューロン活動を記録しました。このニューロンは、サルが運動するときに活動するだけでなく、サルがヒトが行う同じ運動を見ているときにも活動しました。図2ー3に彼らが記録したニューロン活動の一例を示します。これらの図にあるニューロンはサルが指で餌を摘むときに活動しています。図1の右側、ヒトがトレーを持ってサルの手がトレー中央にのびている絵の下がそのときのニューロン活動です。このニューロンはヒトが指で餌を摘むときにも活動しました。図1の中央付近、ヒトの左手がトレーを持ち右手で餌を摘んでる絵の下がそのときの活動です。 図1 サルのF5領域、運動前野(黄緑色の部分)の一部で腹側前方に位置する。Cは中心溝、Pは主溝、ASは弓状溝の上枝、AI
わたくしの持っている渡部昇一氏の「知的生活の方法」は昭和54年9月刊の26刷で、初版が51年4月であるから、刊行されて3年以上たってから購入したことになる。評判になっていることは知っていたが、長い間、絶対に読むものかと思っていた。まず「知的生活」という言葉が気にいらなかった。「知的」なんて偉そうな格好をしてと思った。その当時、文学青年(30歳を過ぎていたわけだからもう青年でもないが)だったので、本を読むということは本を全体として受容することで、そこから断片的な知識を集めようなどというのは言語道断な邪道であると思っていた。そういうことが書いてある本だと読まずに思い込んでいたのである。「知的生活の方法」で使われている言葉を用いるならば、「手段としての勉強」について論じている本だと思っていた。読書というにはそれ自体が目的なのであって、何かのための手段ではない、そう思っていたので、きっとなんともさ
僕は脳みそについての話が好きで、特に「脳の構造を考えると、生きるヒントが見えてくるよ」みたいな話がすごい好きなんですよ。精神論じゃなくて理屈で言われると納得してしまうというか。 過去には http://d.hatena.ne.jp/hurricanemixer/20060213/1139813064 ここでも脳の話を書いてますね。 で、その時と同じ、TBSラジオの伊集院光・日曜日の秘密基地にですね、脳科学界のスター・茂木健一郎先生(クオリアとかアハ体験とかの人)がゲストで出てたので聞きました。放送は先月末の話だったんですがやっと聞けた。 そしたらそれが、生きるヒント的なものから、クリエイティブな人とは何か?みたいな話、あとお笑い・落語・エンターテイメント論にまでなっててめちゃくちゃ面白くて、これは皆さんに広めねば!と妙な使命感にかられたのでざっくり文字起こし。脳おもしろいよ脳。 - ■オー
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