爆発的な『冬の花』 これは本当に売れていて、この間も(最近流行りの)「レトロ調居酒屋」に入ってランチを食べようとしたら低いボリュームでかかってきて、「おお!」と内心驚いてしまって。またレトロ調居酒屋さんに良く合うんですよ。そしてなんとなく『ライフ』的な寂しさと情緒を感じるなと思ったら、そりゃ小林武史さんがプロデュースなんだと後から気がついた。『ライフ』の独特な雰囲気について、当時こう述べていた。 これはねえ、誤解されてる方もいるんですけど、小林さんとやったからそういうふうになったんじゃなくて、僕がそういう状態だったから、そういうアルバムになってるんですよね。やっぱりそれは、僕の状態が基本的には反映されているんですよね。だからその寸止めというか爆発がない感じっていうのがあるとすれば、やっぱりそれは僕の精神状態がそのまま出てるんですよ。今回はちょっと曲全部力なくて、叙情的っていうか優しいものが