10日午前8時50分頃、札幌市中央区北3東13のJR函館線苗穂駅構内で、下り線を走行中の普通列車の運転士が、上り線のポイント付近の枕木がくすぶっているのを発見し、指令センターに連絡した。煙は30分ほどで消し止められ、安全点検終了後、午前9時35分に運転が再開された。JR北海道は、雪が降らずに乾燥した状態になっていた枕木が凍結防止用の電気ヒーターで加熱されたのが原因とみている。 函館線と千歳線は午後0時45分現在、特急スーパーカムイや快速エアポートなど上下線の計51本について運休または運休を決めた。 苗穂駅では昨年12月13日にも、今回の現場に近いポイント部分で、凍結防止用の電気ヒーターの過熱で枕木から煙が上がるトラブルがあり、106本が運休した。
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