新聞のラテ欄で気になるテレビ番組を発見したが、「録画したところで、どうせ忙しくて観る時間がない」と思い、録画さえしなかった。また、翌日になってから、観たい内容の番組が放送されていたことを知り、見逃したことをただ残念がる。これらは、昔と変わらない日常的な光景だ。 自宅のレコーダーに録画したテレビ番組を、通勤・通学中にスマートフォンで観る。途中まで観たら、続きは休憩時間にパソコンやタブレット端末で観て、自宅に戻ったら、家族と面白かった部分だけを一緒に観たい。また、見逃した番組は、後日テレビ局からダウンロードする形で購入できたら、どれほど良いだろう。 テレビは前述の通り、常に技術革新によって高画質化を繰り返してきた。より大きく、より高画質になったテレビが自宅に運び込まれたとき、家族全員が興奮し、驚嘆の声とともにそれを迎え入れた。テレビは常にホームエンターテイメントの中心である。そして、この先も同