ウェブの変化の速さを考えると、来週起こることを予測するのは難しい。来年のこととなるとなおさらだ。 ウェブは2000年代に何年か落ち着いた時期があったが、この数年間は活気づいている。開発者は機能を進化させ、ユーザーがウェブで過ごす時間が増え、ブラウザメーカーは激しい競争を続けている。 広い範囲の話で、ウェブテクノロジの重要性と洗練度が今後高まっていくということは、容易に想像できる。しかし詳細については、2012年に以下の5つのことが起こると筆者は予想している。 IE10が驚きをもたらす 「Internet Explorer 9」(IE9)はウェブ開発者や競合するブラウザメーカーへの威嚇射撃だったが、MicrosoftはIEを長年放置していた遅れを取り戻そうとしていた。「Internet Explorer 10」(IE10)の開発のペースを見ると、同社が熱意を持って臨んでいることが分かる。同社