今月からはビールの定義が変更され、果物やハーブ、香辛料や野菜なども使うことができるようになりました。 これを受けて大手メーカー4社は今月、レモンやオレンジ、ハーブなどを使った新しい味や香りのビールを相次いで発売する予定です。 ビールをめぐっては、物流費の上昇を理由に先月から今月にかけて大手4社がそろって瓶ビールなどを値上げし、新たな商品の投入でビール離れを食い止めたい考えです。 ビールは、酒税法などで原料の麦芽の使用割合が決められ、使うことができる原料も麦芽やホップ、コメやトウモロコシなどに限られていました。 今回の定義変更で、まず麦芽の使用割合が67%以上から50%以上に引き下げられました。 さらに、使用する麦芽の重さに対する割合が5%以下であれば、果物やハーブ、香辛料や野菜、花なども使うことができるようになりました。 今回の変更は、原料の種類を増やすことで、全国各地で製造されている「ク