発展途上国の死亡率の高さは食料はもちろん、不十分な医療によるところが大きい。 といっても、「医療が受けられない」「薬・ワクチンが入手できない」といった問題は広く知られているが、医療機器や廃棄物の消毒が行なえないため感染症のリスクが高くなっていることはあまり知られていない。滅菌設備が必要なのだが、機器が高いかまたは電力供給が不十分なため機器があっても使えないのが発展途上国の現状だ。 そんな問題を解決すべく、アメリカ・ライス大学のナオミ・ハラスとオアラ・ノイマンによるチームが太陽光による蒸気を使った滅菌装置のシステムと装置を開発した。 太陽光や蒸気に当てて滅菌するのは簡単そうだが、実は太陽光から滅菌できる程の蒸気を作りだすのは大変。しかし、ライス大学の研究チームはナノ粒子が太陽光を熱に変換することで、効率的に水を沸騰させる技術を発見したのだ。 実験を紹介した動画では、ナノ粒子が入った試験管を氷
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