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山形浩生に関するtuisumiのブックマーク (83)

  • cakes(ケイクス)

    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日

    cakes(ケイクス)
  • 「誰も何も言わない世界と、読まれなくても誰かが何か言う世界は、多分違う」──山形浩生さん(後編)|就活サイト【ONE CAREER】

    山形浩生の喋(しゃべ)る姿というのは、テレビやYouTubeではあまり見たことがない。最近はラジオのコメンテーターもされているから声は知っている。そんな相手が、目の前で楽しそうに喋っている。会うことなんてないだろうと思っていただけに、僕はフワフワとした現実感のない、けれどインタビューを成立させるために必死な様相で会話を続けていた。 山形といえば毒舌の書評が有名なのだが、目の前にするととても優しそうな、そして真面目な人だ。ユーモアも彼のブログで目にするそれと変わらなくて、会話の途中でしょっちゅう笑いが起きる。僕にとっては想像通りの格好のよい著作家であった。 しかし、まだインターネットの話も、経済の話も聞いていない。時間は半分以上過ぎている。どの話も中途半端に切りたくはない。そんな緊張感を持ちながら、就職後の話を聞いた。 大学院での研究が発端になって、野村総合研究所への就職を選んだ山形。修士研

    「誰も何も言わない世界と、読まれなくても誰かが何か言う世界は、多分違う」──山形浩生さん(後編)|就活サイト【ONE CAREER】
  • 「留年して、建設省への就職がおじゃんに。それで大学院のあと、野村総研(NRI)へ入るんです」──山形浩生さん(前編)|就活サイト【ONE CAREER】

    「留年して、建設省への就職がおじゃんに。それで大学院のあと、野村総研(NRI)へ入るんです」──山形浩生さん(前編)|就活サイト【ONE CAREER】
  • ピケティ『21世紀の資本』: r>g は格差の必要 or 十分条件か? - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    21世紀の資 作者:トマ・ピケティ発売日: 2015/04/27メディア: Kindle版 新年仕事始め前の小ネタ。ツイッターでこんなのみかけたのよ。 このツイ主は、浅田論文を読んでおくことでどういう知見を得るべきなのか、ここで採りあげているネット番組の問題提起に対してそれがどう関係してくるのかは明記していない。けれど、文脈から判断して、これは日で r>g が顕著になってきたことなんか重視すべきじゃない、それで格差なんか増えない、こんなんで騒ぐやつは煽りだ、と言いたいのだろうとぼくは判断する。 さて、この人がツイートないで言及している論文はこれだ。 core.ac.uk ちょっと待った、これ、COREか! ワタクシが座興で訳していたら「金払わないと訳しちゃダメ」と言ってそれを潰しやがった……まあいいや。勝手にやってたことだから仕方ないんだけど。が、閑話休題。 (なんか別物らしい。とばっ

    ピケティ『21世紀の資本』: r>g は格差の必要 or 十分条件か? - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • ハーバート・A・サイモン『人間活動における理性』(1982) 改訳終わった。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    はい、コロナ戒厳令開始前に、サイモン『意思決定と合理性』の改訳を始めました。 cruel.hatenablog.com で、終わった。まあ読みなさい。 ハーバート・A・サイモン『人間活動における理性』(1982) pdf版 ハーバート・A・サイモン『人間活動における理性』(1982) epub版 右クリックでダウンロード 読者のみんなは、ぼくに深く感謝するがよいのだ。これはそれだけの価値がある、すごいだからだ。 この短いに収められた叡智のすごさは、ちょっと比類がない。第1章は、彼の限定合理性理論のまとめであると同時に、自分でその限界をバシバシ指摘したおっかない部分。2章は、進化論について一般人の知るべき事を、とんでもなく高度な話まで含めて網羅している。第3章では、1982年の時点で地球温暖化の話にすでに目配りしてあるのに驚くし、また最後に出てくる各種経済学派のちがいは唯一、期待形成のあ

    ハーバート・A・サイモン『人間活動における理性』(1982) 改訳終わった。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • ケインズ「H.G・ウェルズ『クリソルド』書評」 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    最近、初版諸般の事情でケインズの伝記をいっぱい読んでいるんだが、うーん、スキデルスキーのものすごい分厚い三巻とかがんばって見ているんだけど、平板だなあ、という感じ。分厚いのだと、その物量にうんざりしてそういう印象になりがちだというのもあるので、あとで再読はするけど。 John Maynard Keynes: Volume 2: The Economist as Savior, 1920-1937 作者:Skidelsky, Robert発売日: 1995/01/01メディア: ペーパーバック John Maynard Keynes: Fighting for Freedom, 1937-1946 作者:Skidelsky, Robert発売日: 2001/12/01メディア: ハードカバー チェ・ゲバラのいろんな伝記をたくさん読んだときもそうだけど、長く分厚く詳しい伝記を書いても、手当た

    ケインズ「H.G・ウェルズ『クリソルド』書評」 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • Anderson, "Che Guevara":壮絶な調査に基づく空前絶後のフェアなゲバラ伝 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    Executive Summary すさまじく分厚いゲバラの決定版伝記。綿密で詳細な調査とインタビューはとにかく圧巻。キューバで長年暮らして関係者の資料を大量に閲覧、ゲバラ懐柔役だったはずの老練なソ連外交官から、恋する乙女まがいの赤面するようなコメントをモスクワで引き出し、最後の部隊の生き残りにスウェーデンまで出かけてヒアリング。すごい! 思想形成や、戦略的な評価といった大局的な視点はいま一つ薄い。だが、その調査が浮き彫りにする、ゲバラの人格的な信じがたいほどの魅力、およびそのとんでもない滅私奉公の独善ぶりは、これまでの伝記などで見られる、とても単純かつ純粋な理想主義者というイメージにかなり修正を迫るものではある。 そして書はそのすさまじい調査により、ゲバラの最期についての決定的な証言を入手し、そのおかげで謎だったゲバラの埋葬場所まで明らかになり、ゲバラ遺体のキューバ帰還にまで貢献した—

    Anderson, "Che Guevara":壮絶な調査に基づく空前絶後のフェアなゲバラ伝 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • cakes(ケイクス)

    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日

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  • キューバの経済 Part2: 経済の「効率性」とは?――物流と『ザ・ゴール』 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    はじめに:社会主義の「いいところ?」 前回の、憲法改正の話を書いたら、はてなブックマークに「社会主義のよいところも書くべき」というコメントがついて、ぼくは少し驚いた。えーと、どんなところが「いい」と思ってるんだろうか? 強いて言うなら、格差が公式にはあまりないのはいいことかもしれない。が、あらゆる社会主義経済の常として、その低い格差は、全体を抑え込むことで実現されているものだ。配給制により、衣住は一応だれにでも確保されることにはなっている。でも、特に住では、物件ごとにロケーションも質もちがう。いいところに住めるかどうか? それは平等ではありえない。結果として、土地利用とか変な無駄だらけ。都心国会議事堂の真向かいに、おんぼろの、ぼくたちから見ればスラムみたいな住宅があり、そしてキューバ最大の商業目抜き通りである、オビスボ通りのど真ん中に、こんな服飾の縫製工場が平気である。日で言えば、銀座

    キューバの経済 Part2: 経済の「効率性」とは?――物流と『ザ・ゴール』 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 内蒙経営策:満州帝国の二番煎じプロジェクト(実はちがう)の全貌 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    その昔、CUTにこんな文章を書いたことがある。 アゾット/亜素州をめぐる幻想と現実。 かのクラフト・エヴィング商会『クラウド・コレクター』の書評なんだけど、その枕に使ったのが、ぼくの曾爺さんかなんかのインチキプロジェクトの話しだった。 その曾爺さんの一世一代の大ばくちが、大日帝国の傀儡国家たる満州帝国の成功にあやかって、蒙古帝国ってのをでっちあげて搾取しようという一大計画だった。いろんなお膳立てまで整えて、関東軍とも話がついていたとかいないとか。どっからか傀儡用にフビライ汗の末裔ってのまで見つけだしてきて、擁立の準備は着々と進んでいたらしい。 さてもちろん、これを読んで真に受けた人は、まあいないだろう。そんな変なやつ&変な計画、あったわけないよねー、と。先日、小川哲『ゲームの王国』について、著者&大森望と座談会をしたときにも、この話をちょっと出して、おもしろがってもらえたんだけど、まあ聞

    内蒙経営策:満州帝国の二番煎じプロジェクト(実はちがう)の全貌 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • セックス妖精、なぜ殺したがるの? - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    いま見ているすっげえ分厚いファンタジーがあって、そこで万能の主人公がセックス妖精と出会う場面がある。いやホント。セックス妖精。 そのセックス妖精、千年も前からどんな男でもそのあまりのよさに、身も心も虜になってしまい、彼女のもとから帰ってきた少数の男もになって気が狂って数ヶ月で死ぬという伝説の存在で、それに出会った主人公、ウハウハでついていくわけだ。 で、この主人公くんは童貞だったので、そのセックス妖精に筆おろしまでしてもらって、もう心身ともに奪われそうよー、あー二発目したくなっちゃったー、我を忘れそう、というところでなんだか急に自制心を発揮して、なんか自分のつらい過去を思い出しているうちに、いきなり「自分は自分だ」と悟りを拓いてしまい、それにより突然風の真の名を操れる力が覚醒する! そしてその覚醒した力で何をするかというと…… いきなり怒りが沸き起こって、そのセックス妖精を殺そうとする

    セックス妖精、なぜ殺したがるの? - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 『MONEY』こと「お金を丸裸にする」の訳者あとがき - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    すでにご存じの方もいると思うけれど、また山形&守岡訳で、ウィーラン『MONEY』が出る。 MONEY もう一度学ぶお金のしくみ 作者:チャールズ・ウィーラン発売日: 2017/12/18メディア: 単行 これは実は、これまで出た『経済学をまる裸にする』『統計学をまる裸にする』と同じシリーズで、ホントなら『お金をまる裸にする』という邦題にするとよかったんじゃないかとも思う。でも版元も変わったし、営業方針の差もあって、現在の題名になった次第。 経済学をまる裸にする 当はこんなに面白い 作者:チャールズ・ウィーラン発売日: 2014/07/23メディア: 単行(ソフトカバー) 統計学をまる裸にする データはもう怖くない 作者:チャールズ・ウィーラン発売日: 2014/07/23メディア: 単行(ソフトカバー) この前の二つと同じく、お金というものについての、とても普通の説明書。何か突出し

    『MONEY』こと「お金を丸裸にする」の訳者あとがき - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • SexyCyborg様インタビュー(というか独演会)記録 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    2016年12月20日 1400-1630 Holly’s Coffee @ 深圳 新世界購買中心 聞き手:高須正和、山形浩生 はじめに SexyCyborg様を知らぬ者は幸いである。えー、彼女は中国のエレクトロニクス/ホビイスト系maker界隈では知らぬ者のない存在で、チョイエロ的な工作が十八番。おかげでmaker系とは関係ないフォロワーのほうが多かったりするけど、アイデアも設計も3Dプリントもコーディングも全部自分でこなす実力者。ぼくも今回インタビューすることになるまでは、単なる色ものねーちゃんだと思っていたので、前日軽く調べ始めて目を白黒して居住まいを正しました。お見それしました。簡単な紹介は以下の動画参照。 SexyCyborg feature on China Daily 作品とかはこのimgurに上がっているのがいちばん多い。さらに彼女のすごいのは、筋金入りのオープンソース&フ

    SexyCyborg様インタビュー(というか独演会)記録 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 日本人がノーベル経済学賞を獲れない理由とは‐ニコニコインフォ

    「日で研究している限り、 経済学賞は今世紀も無理だろう」 10月10日(月・祝)18時頃 から、 【ノーベル経済学賞 実況座談会】 日人が受賞できない理由を教えます (仮) を生放送いたします。 【生放送スケジュール】 タイムシフト視聴予約も上記生放送ページからどうぞ! ノーベル経済学賞の日人候補者として長年候補に挙がっていた 宇沢弘文氏と青木昌彦氏が昨年の2015年に死去され、 現在、米プリンストン大の清滝信宏教授のみが有力候補となっています。 日の大学でも多く学ばれている学問分野ですが、一般的に基礎的知識 であっても、その有用性や貢献度が軽んじられている傾向にあります。 ■そもそもなぜノーベル賞に経済学賞があるのか ■これまでの実績・研究価値は? ■なぜ日人は受賞できないのか ノーベル財団による経済学賞発表の瞬間と共に、 経済学者による裏実況&座談会を生放送でお送りいたします

  • ダイアモンド『銃、病原菌、鉄』2005年版追加章について

    ダイアモンド『銃、病原菌、鉄』2005年版追加章 ジャレド・ダイアモンド著、山形浩生訳 目次 日人とは何者だろう? 2003年版エピローグ 訳者コメント 概要 日人の起原については、議論がわかれる。遺伝的な証拠と言語学的な証拠が一致しないのが大きな難点だし、また縄文の狩猟採集社会がちょっと特殊で、やたらに長く続いたことも理由。だが、その展開もおそらく『銃、病原菌、鉄』の環境要因重視でかなり説明ができそうだ。日人の特殊性は、日があまりに地理・気候的に恵まれすぎていたこと。定住した狩猟採集社会でかなりの豊かさを実現できてしまい、初期のヘナチョコ農業などとても太刀打ちできなかった。それが BC400 あたり、中国や朝鮮半島で農業が格的な優位性を獲得した時点で、朝鮮半島から人が稲作などの技術とともに渡来した。その人々やその子孫が縄文人(後のアイヌ)を駆逐して弥生文化をつくり、古墳文化へと

  • Obstfeld はやっぱオブストフェルド、だってさ。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    一部の方はご存じだろうけれど、こんなの翻訳を終わっていま怒濤のゲラ直し中なのだ。 クルーグマン国際経済学 理論と政策 〔原書第10版〕 ハードカバー版 作者: Paul R. Krugman,Maurice Obstfeld,Marc J. Melitz,山形浩生,守岡桜出版社/メーカー: 丸善出版発売日: 2016/11/30メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る で、ご存じの方は当然ご存じだろうけれど、これは題名にもかかわらず、クルーグマンの単著ではなく、Krugman & Obstfeld の昔からの名教科書で、しかも今回の第10版はそこに Marc Melitz も入っているという豪華な布陣。クルーグマンは、比較優位とヘクシャー=オリーンだけにとどまらない、規模の経済と多様性選好も貿易の原因となることを定式化した、新貿易理論の創始者だし、メリッツはさらに、それま

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  • 増田悦差のジェイコブズ歪曲 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    (2/26付記:ここで問題にしている増田悦差のコラムは、その後エントリーを見て修正された。したがって、現在では以下のリンク先の内容はここでの記述に対応していない。元の記述については魚拓を参照。) 増田悦差という論者が、何やら都市計画について書いているなかで、ぼくのジェイコブズ訳にケチをつけている。 webmag.nttpub.co.jp (魚拓:http://www.webcitation.org/6fPqVGHsC) 具体的には、ジェイン・ジェイコブズ『アメリカ大都市の死と生』(鹿島出版会)のこの部分だ。 このうんざりするような泥沼は、有機体としての都市の要求と、各種の個別利用の供給との矛盾から生じるものではまったくありませんし、これ以外の都市計画上の泥沼も、そうした矛盾などから生じる例はほとんどありません。それがもっぱら生じるのは、都市の秩序と個別用途のニーズの双方と恣意的な矛盾を生

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  • 反知性主義3 Part 1: 内田編『日本の反知性主義』は編者のオレ様節が痛々しく浮いた、よじれた本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    しばらく間が空いた。で、反知性主義についての簡単なお勉強を経て、ぼくが手に取ったのは『日の反知性主義』だった。 このの題名は、明らかに『アメリカの反知性主義』を意識しているようだ。その一方で、この面子を見ると、ぼくが冒頭に挙げた『現代思想』の執筆者と重なるようであり、「反知性主義」を「バーカ」の意味で使う連中の集団のようにも思える。で、どうなのよ? それがぼくの興味だった。が、その前に…… 「反知性主義」をちがう意味で使ってはいけないの? まず、そもそも「反知性主義」を「バーカ」の意味で使ってはいかんのか? ぼくはそうは思っていない。ぜんぜん構わないと思う。ただ、その場合にはホフスタッターとかを引き合いに出してはいけない。まるで意味がちがうからだ。 なぜか? ホフスタッターのは、名著とはいえ決してだれでも知っているメジャーなではない。ぼくはたまたま、漠然とホフスタッター的な意味合い

    反知性主義3 Part 1: 内田編『日本の反知性主義』は編者のオレ様節が痛々しく浮いた、よじれた本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 日本語訳「安倍談話」/山形浩生 - SYNODOS

    2015年8月14日、戦後70年談話が安倍内閣のもとに閣議決定された。そこで、官邸サイトに掲載された英語版を、山形浩生氏に日語訳していただいた。(Statement by Prime Minister Shinzo Abe Friday, August 14, 2015より翻訳) 安倍晋三総理大臣による声明 2015年8月14日 閣議決定 終戦70周年にあたり、私たちは冷静に戦争への道、その終結以来私たちが採ってきた道と20世紀という時代をふり返らなくてはいけません。歴史の教訓から未来への叡智を学ばねばならないのです。 百年以上前、主に西洋列強が保有していた広大な植民地が世界中に広がっていました。その圧倒的な技術優位により、19世紀には植民地支配の波がアジアへと押し寄せてきました。そこから生じた危機感が日を近代化実現に向けて推し進めたのはまちがいありません。日はアジアのどの国よりも先

    日本語訳「安倍談話」/山形浩生 - SYNODOS
  • EC『ユーロ/EMUの完成に向けて』:EU 上層部ってなんかクスリでもやってるのか? - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    2015年6月22日。ギリシャはデフォルト寸前。2010年、2012年に続いてまたもや(いやこれまで以上の)大規模な救済は何らかの形で不可欠で、あとはそれがどういう形で起こるかというだけの話(ドイツ政府はそれすら理解していない様子だが)。これまでトロイカに言われるままに改革と緊縮を進めてきたけれど、それは何一つ成果を挙げず、GDPは下がり、失業は増える一方。それでもさらに改革と緊縮やれ、とトロイカは言うけど、その改革で何が実現されるのかだれも知らない——いや、これまで以上に何も実現されないだろうというのをみんな知っている、というのが正しいところ。 この危機の原因については各種論争がある。でも: ユーロの構造がその原因の(少なくとも)一つであること 原因かどうかにかかわらず、現在のユーロの仕組みも制度もこの問題を解決できていないこと 話はギリシャだけではないので、場当たり的な対応やXX人が怠

    EC『ユーロ/EMUの完成に向けて』:EU 上層部ってなんかクスリでもやってるのか? - 山形浩生の「経済のトリセツ」