ボンクラ360魂クロスカルチャーゲームブログ 出自はCrytekの野心的なFPSだったのが、いつの間にやら天下のUBIのドル箱となっていた『Far Cry』シリーズ。 いまやアサシンクリードと並んでUBIを支える屋台骨IPだが、時代や文化を大きく変えることによって作品毎に新鮮味を打ち出せるアサクリに対して、ナンバリングシリーズは基本的に現代が舞台となるFar Cryは、どうしてもマンネリに陥ってしまう。 『Far Cry 3』から常にパッケージを飾っている敵方ボスのキャラクター的な魅力は、そんなマンネリ感に対抗するセールスポイントであったが、それも4のパガン・ミンが頂点を極めた以降は下り坂の印象が否めない。 前作『Far Cry 5』はシリーズ屈指の陰々滅々としたお話で、それもシリーズのルーチン化に抗うあがきみたいなものを感じたのだけど、その反動なのか『Far Cry 6』はシリーズ屈指の