名張市のご当地キャラ「あれっこわい犬 名張のひやわん」の着ぐるみができ、市中心部の旧町一帯で11日始まったイベント「隠(なばり)街道市」で披露された。デザインだけの二次元から三次元の立体になった「ひやわん」に子どもや女性らが歓声を上げ、手をつないだり、盛んに記念撮影したりしていた。 身長約1・6メートル。この日は祭りとあって紅白のはちまき、腹巻き姿で各所に神出鬼没で現れた。郷土が生んだ江戸川乱歩にちなむ「怪人21面相コンテスト」の会場には、マントと帽子姿に変身して登場。能面顔の2頭身で、やや「キモキャラ」「ブサかわ」系だけに、怖がって泣き出す幼児もいた。 隠街道市は名張地区まちづくり推進協議会が主催し、12日まで。一帯はステージイベントや出店、市長公認アイドル「縁夢寿美(えんむすび)ガールズ」のライブなどでにぎわう。ひやわんは12日も登場する。