「エクスタシーのゴッドファーザー」と呼ばれていたアレクサンダー・シュルギン博士が今月2日、88歳で亡くなったとのこと。死因は肺癌(International Business Times、Slashdot)。 氏は何百という向精神薬の合成および発見をしており、また自身が妻と一緒にその効果を試しては結果を記録し、その内容を2冊の本にまとめていた。過去のインタビューでは、人生のうちで4千回は向精神薬で「ハイになった」と答えている。ざっと計算すれば、1週間に1回のペースを50年間続けていたということになる。 シュルギン氏は、合成麻薬の一種であるMDMAに関する「功績」でも知られている。MDMAはは1912年にAnton Kollisch氏によって合成されたものだが、その後しばらくはその存在は忘れられていた。しかし1976年にシュルギン氏がその効果を試し、1978年にMDMAが人間に与えるプラスの