【AFP=時事】米大統領選で共和党の指名獲得を確実にしたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は、世界は無情ではなく欲しいものがいつでも手に入ると信じているようだ。英ロックバンド「ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」から選挙集会での楽曲使用中止を要求されたにもかかわらず、5日の集会でも堂々と代表曲を使用してみせた。 トランプ氏は米テレビ局CNBCに対し「いいかい、私たちは実にたくさんの楽曲を使っている。使う権利も持っている。私はいつだって(楽曲使用の)権利を買っているんだ」と述べ、ストーンズ側の要求を一蹴した。 トランプ氏は選挙集会で会場を盛り上げようとストーンズのヒット曲を頻繁に使用してきた。だが、ストーンズは4日、「トランプ氏の選挙陣営に楽曲使用を許可したことは一度もない。ローリング・ストーンズの全楽曲の即時使用中止を求める」との声明を発表。同
「トランプ氏、ストーンズの楽曲使用中止要求に"倍返し"」というニュースがありました。ローリングストーンズがドナルドトランプ氏の選挙活動においての自分たちの楽曲を使用しないことを求めていたのに対して、トランプ氏は「"いいかい、私たちは実にたくさんの楽曲を使っている。使う権利も持っている。私はいつだって(楽曲使用の)権利を買っているんだ"と述べ、ストーンズ側の要求を一蹴した」そうです。どちらの言い分が正しいのでしょうか? ローリングストーンズの楽曲の著作権を管理しているのは、著作権管理団体のASCAPです(楽曲によってはBMI等の別の管理団体が管理しているかもしれません)。日本におけるJASRAC等と同じです。 著作権管理団体が楽曲を管理することで、たとえば、ライブハウスが所定の料金さえ払っていればカバー曲を演奏したり、CDを流したりするたびにいちいち作詞家・作曲家の許可を得る必要がありません
カナダのオタワで開かれている環太平洋経済連携協定(TPP)の首席交渉官会合で、著作権保護をめぐる交渉の決着が先送りされることになった。日本が保護期間の延長や刑罰の強化に抵抗しているのが大きな原因だ。ただ、日本は孤立しており、最終的に妥協を迫られる可能性が高い。 オタワでは首席交渉官会合と並行して分科会を開き、参加国の著作権ルールの統一をめざして協議している。いまの著作権の保護期間はおもに、米国など「作者の死後70年」の国と、日本など「50年」の国に分かれているからだ。 交渉関係者によると、ミッキーマウスやハリウッド映画などの「稼げるコンテンツ」を多く抱える米国は「70年」にそろえるよう主張。これに対し、複数の参加国が米国に歩み寄る姿勢をみせ始め、「50年」を強く主張するのは日本だけになったという。とくに日本は、米国など第2次世界大戦の連合国の作品の著作権を10年間ほど長く守る「戦時加算」を
都議選の一部候補者が選挙カーでNHKドラマ「あまちゃん」のテーマ曲を流したことに対して著作権侵害ではないかとの指摘があり、候補者が使用を取りやめたという事件がありました(参照記事1(朝日新聞)、参照記事2(共同通信))。 ここでは、倫理的問題は別にして、著作権法的にどうなのか検討してみます。 著作権法には非営利・無料・無報酬の上演・演奏・上映・口述は著作権の許可がなくても自由にできる旨の規定があります。これがあるのでたとえば学園祭等での演奏は(入場料を取らない限り)JASRACの許諾を得ることなく自由に行なうことができます。 第38条1項 公表された著作物は、営利を目的とせず、かつ、聴衆又は観衆から料金(いずれの名義をもつてするかを問わず、著作物の提供又は提示につき受ける対価をいう。以下この条において同じ。)を受けない場合には、公に上演し、演奏し、上映し、又は口述することができる。ただし、
【広部憲太郎】14日に告示された東京都議選で、一部の候補者がNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」のテーマ曲を無断で選挙カーから流していたことが分かった。日本音楽著作権協会(JASRAC)によると、作曲者の許可を得ずに使えば、著作権法に違反するという。 ある候補者の陣営は告示日前の政治活動中から使い、14日も選挙カーで流した。陣営関係者は「名前だけを連呼すると嫌がられるので、聞きやすい曲を選んだ。商用ではないので大丈夫だと思っていた」と釈明。外部から指摘を受け、告示日のうちに使うのをやめた。 別の候補の陣営でも5月末、スタッフが政治活動中に車から流してしまった。陣営は「明らかに法に触れるので、気づいた時点ですぐにやめさせた。作曲者の方には申し訳ない」。 JASRACの広報は「選挙活動で音楽が流れれば、作曲家らがその政治家を支持しているととられかねない」とも指摘する。 作曲者の大友良英
0,導入 まず、このエントリーは選挙カーで音楽を流すことが良いことか悪いことかを示すために書くわけではありません。ましてや、大友良英の意志を否定したり批判したりする意図も毛頭ないことをご理解ください。よろしくお願いします。 また本ブログは法曹関係者ではない個人の趣味ブログです。内容の正確性等は各々で判断してください。 1,事案の整理 社会現象化しているNHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」。その「あまちゃん」のオープニングテーマを作曲した大友良英さんのツイートと、それをエントリーに起こしたブログ記事が話題になっている。 あまちゃんのテーマ曲を選挙カーが流しているという通報複数もらってますが、私は一切関係ありません。どれだけの思いで私たちがつくったか、毎朝みながドラマを楽しみしているという想像力も働かずに流行にのって集票に利用していいと思う程度の想像力の人たちが政治に関わるってどうなんだろ
人気急上昇中のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」。そのテーマ曲を作曲した音楽家・大友良英さんのブログエントリが話題になっていました。なんでも、大友さんに無断で同曲を選挙カーから流しているケースがあるんだとか。「流行の音楽を利用するような選挙活動はやめてほしい」「私は一切関係ありません」と大友さんは訴えています。 ブログによると、選挙カーで利用されていることを知った大友さんは、個人的にメールを出し、政治の広報に使うのをやめてもらったのですが、その後も「複数の政党?複数の候補者?」に使われていることが発覚。すべてのケースに個人で対応することは不可能なため、こうしてブログで表明することになったようです。 「どれだけの思いで私たちがつくったか、毎朝みながドラマを楽しみにしているという想像力も働かずに流行にのって集票に利用していいと思う程度の想像力の人たちが政治に関わるってどうなんだろう」――大友さ
世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。 ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります! 統一地方選挙もとりあえず終わりました。いろいろなドラマがあったようです。関係者の皆様,お疲れさまでした。 さて,公職選挙法でがんじがらめになっている選挙運動ですが,今回も様々な工夫を凝らした運動を繰り広げていました。 そこで,いくつか紹介したいと思います。 1 実況中継 選挙カーでは名前の連呼しかできません(連呼以外は法律で禁止しています)。政策を訴えるなどは御法度なのです。だから選挙カーはうるさいとの批判を受けます。 そこで,候補者が自動車に乗らず,自転車で町を走り,選挙カーがそれを実況中継するという「実況中継車」とする手法をとる候補者が増えました。 自転車にはのぼり(ただし,こののぼりに名前を書くとこれまた御法度なので,「本人」と書くに留まるのですが)を立てて,町中を走り回ります
臨床時代の話ですが、夜勤から帰ってきて「さあ、眠るか」と思ったら 「大きな声で失礼します。○○市議候補、○○○○です」 「今の市政は〜、本当に市民のために働く〜(以下略」 と近くの公園で演説をはじめました。 おかげで、眠れません(´・ω・`) で、気になったのが地元出身のアーティストの音楽を移動中、BGMのように流していたんですが、「これって著作権法的にどうなのよ?」ということで、著作権ならK・・JASRACさんということで聞いてみると JASRAC「問題ないですよ。営利活動ではないですし」 私「働くための活動ですよね?」 JASRAC「就職活動は営利ではないため、著作権的には問題ありません」 とのこと。著作者人格権のことははっきり聞いてないので、もしかしたらそこら辺は法に触れるかもしれませんが、JASRACとしては「選挙カーが曲を流しても利用料は徴収しない」とのことだそうです。 うーん・
あまちゃんのテーマ曲を選挙カーが流しているという通報複数もらってますが、私は一切関係ありません。 どれだけの思いで私たちがつくったか、毎朝みながドラマを楽しみにしているという想像力も働かずに流行にのって集票に利用していいと思う程度の想像力の人たちが政治に関わるってどうなんだろう。 最初にこの話を聞いたときに、個人的にメールを出し、理解していただき、政治の広報に使うのをやめてもらいました。これで安心かと思いましたが、その後も音楽使用あとを断ちません。複数の政党?複数の候補者?が使っているようですが、正直全てにお願いすることは個人では不可能です。 政治家を目指すような人は流行の音楽を利用するような選挙活動はやめてほしい、そう強く思っています。 【追記】 みなさんのツイッター等での反響がきかっけとなり、現時点で選挙カーでの使用は止まったようです。ご理解ありがとうございます。 6月15日付け朝日新
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く