ジャズ・ギターの次世代を背負う逸材、ジュリアン・レイジが2年ぶりに新作『Squint』をリリース。ジャズの名門ブルーノート・レコードへ電撃移籍しての第1弾だ。コロナ禍でレコーディングが延期になり、ステイホーム期間を経て“音楽の大切さ”がそれまで以上に膨らんでいったというジュリアンに、存分に語ってもらった。今回はギター・マガジン2021年8月号に掲載したインタビューを、前後編に分けた再編集版でお届けする。 インタビュー=石沢功治 翻訳=トミー・モリー 写真=Alysse Gafkjen 楽曲にエモーショナルな要素を 盛り込みたいと思ったんだ。 前回のインタビュー(本誌2019年5月号)の時、すでに次作のレコーディングの話は出ているとおっしゃっていました。ただ、昨年から世界はパンデミックで一変してしまい、アルバム制作は難しいのかなと思っていただけに、新作の知らせが届いて嬉しいです! ありがとう