来る 2015.3.21 に『NIAGARA CD BOOK II』が発売される。このCD12枚組は80年代ナイアガラの再発売であり、大滝詠一自身の関与が期待できるものとして最後になるのかもしれない。これを記念してナイアガラ的なリイシューを振り返りたい。 『EACH TIME』からかれこれ30年ニューアルバムが出なかったようなものだが、その間なんだかんだと言って聴きがい(買いがい)のあるリイシューが大滝詠一本人によって継続的になされてきた。本人によるリイシューというと Frank Zappa を思いつくが、ここまで徹底して愛情にあふれた再発を企画継続できたのは大滝詠一を置いてほかにはいないだろう。 ナイアガラの再発売は、オリジナルアルバムを本人自ら20周年、30周年と《改善》していくプロセスである。それにより音がよくなり、曲が増え、時には減ったり差し替えられたりしてきた。一般のリイシューは
Updated: Sun Feb 4 11:41:32 JST 2024 山下達郎サンデーソングブック ゴーゴーナイアガラ バックナンバー検索 ガラパゴスな掲示板 お問い合わせ < 1 2 3 4 ・ 67 > 最新 2024.02.04 (#983) - Cinema Music Composers There's a Small Hotel Richard Rodgers-Lorenz Hart Part 2 記事を読む 2024.01.25 (#982) - Cinema Music Composers Blue Moon Richard Rodgers-Lorenz Hart Part 1 記事を読む 2024.01.21 (#981) Puff, The Magic Dragon Peter, Paul
XTCは英国の至宝ともいうべきベテラン・ポップ・グループです。1970年代後期のロンドン・パンク・ムーヴメントを期にシーンに登場したバンドでしたが、徐々に音楽世界を拡大するに連れ、評価も鰻昇りになるものの大ヒット曲にはずっと恵まれず、今では本国よりも日本での方が人気があるという当代随一のカルト・バンドとして位置付けられています。 彼らの世界は、Beatles を始めとする60~70年代の伝統的ポップ・ロックを基調とした味わい深いものであり、明らかに売れ線に背を向けているものの、その独自性と頑固一徹ぶりにより、これまでに熱心なファンを地道に獲得してきました。90年代に入ると「ブリット・ポップ」などXTCの影響を受けたグループが数多く登場し、近年ようやく XTC を再評価する動きが徐々に出てきました。 かつては最先端志向の元気のいいロック・バンドだった彼らも、スターになることやメッセージを伝え
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く