懐かしい家。海。愛するものたちとの別れ。 はなればなれで歩き始める 少年と犬のロードムービー。 日本の片隅から、アフリカへ、 銀河へ、あなたのもとへ。 誰もの“普通じゃない”人生を照らす、 珠玉のメロディたち。 もっとも創造的な歌の作り手として 多分野から絶大な支持を受ける シンガーソングライター、七尾旅人。 デビュー20周年イヤーに届けられた、 キャリア史上最もポップでテンダーな感動作。 90年代末、劇的な時代のうねりの中で登場した10代の少年。やがて、その真摯で不器用な歩みは他分野のアーティストたちをも突き動かす一つの道しるべとなり、誰よりも越境的に、アンダーグランドから、ポップフィールドまであらゆる状況を泳ぎ続けてきた開拓者でありました。オールジャンルの表現者たちと即興演奏を繰り広げる「百人組手」を始めとする過激な実験の数々と並行して、大型フェスではたった一人でどのアクトよりもオーデ