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ブックマーク / bunboni58.blog.ss-blog.jp (5)

  • ポルトガルが遺した音楽文化をたどって: after you

    オフィス・サンビーニャの新作情報を見て、オドロきました。 ポルトガルのトラジソンから出ていた『ザ・ジャーニー・オヴ・サウンズ』シリーズが、 ライス・レコードからリリースされるとのこと。 もう15年以上も昔のシリーズですよ。 よくもまあ廃盤にならず、カタログに残ってたもんですねえ。 これ、素晴らしいシリーズなんですよ。 20世紀大衆音楽史に関心を持つ人なら、ゼッタイ聞き逃せないものです。 ポルトガルが大航海時代に世界各地へ遺した、音楽文化の痕跡をたどる企画で、 ポルトガルがかつて統治したアジア、アフリカ、南米の国々や地域の 民俗音楽とポピュラー音楽が分け隔てなく収録されています。 98年リスボン万博のポルトガル・パヴィリオンの公式CDとしてリリースされた全12タイトル。 ここでしか聞けない音源多数の貴重な録音集で、フィールド・レコーディングあり、 スタジオ録音あり、商業録音の復刻ありの、贅沢

    ポルトガルが遺した音楽文化をたどって: after you
  • イベリアン・パーカッション・オーケストラ コエトゥス: after you

    パーカッション・ミュージック・ファンにはたまらない、スペインのグループを見つけました。 といっても、スペイン音楽ファンならとっくにご存知でしょうけれど、 初のイベリアン・パーカッション・オーケストラを自称するという、コエトゥス。 スペインのタンバリン、パンデレータをはじめ、 イベリア半島各地のパーカッションを総合化しようという野心的な試みのもと、 アレイクス・トビアスが編成したオーケストラで、 12年の2作目を聴いて、すっかりファンになりました。 アレイクス・トビアスは、カタルーニャ民謡を現代化するグループ、 チャルパのパーカッショニストとして知られていますけれど、 自身が率いる20名近いメンバーを擁するオーケストラでは、 カタルーニャにとどまらず、イベリア半島全域を見据えたところが大胆です。 ライナーの歌詞カードには、各曲小さなスペインの地図が書かれていて、 その曲が歌われている地域に赤

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  • タスの女王様 アビー・ンガナ・ジョップ: after you

    おおっ! オウサム・テープス・フロム・アフリカの第6弾は、セネガルのタスですよ。 タスについては、6月に話題にしましたけれど、 http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2014-06-20 ウォロフの女性グリオが吟じてきた伝統的なタスを、ポピュラー音楽の場に持ち込んだのが、 このアビー・ンガナ・ジョップだったんだそうです。 アビーは、タスカットと呼ばれるタスを専門とするグリオで、 バック・コーラスやダンサーたちを率いて、命名式や結婚式などさまざまなパーティで歌い、 政府高官やダカールのエリートたちにも招かれるなど、 80~90年代のダカールでもっとも有名なタスカットの一人だったとのこと。 そのアビーが94年に録音したカセットが作で、 ンバラのサウンドのなかで、アビー得意のタスを存分に炸裂させています。 曲はプレイズ・ソングなど、伝統的なタスが歌われてきたレパ

    タスの女王様 アビー・ンガナ・ジョップ: after you
  • after you:So-netブログ

    梅雨入り前のカラッとした初夏の青い空が似合う一枚。 この季節の定盤で、長年聴き続けてきたそのアルバムは、 多俊之&バーニング・ウェイブの最高傑作、『ブーメラン』です。 『レコード・コレクターズ』誌の「フュージョン・ベスト100 邦楽編」では デビュー作の『バーニング・ウェイヴ』が63位で選ばれているんだけれど、 違うんだなあ。多俊之の最高作はこっちなのよ。 『バーニング・ウェイヴ』が出た時は、確かにそれは大きな話題になりました。 なんせ、フュージョンの新レーベルとしてキング・レコードが立ち上げた エレクトリック・バードの第2弾アルバムだったしね。 多俊之が当時大学生というのも話題のひとつでしたね。 ぼくのひとつ年上で、通っている大学もひとつ隣の駅ということもあり、 ぼくも大期待でこのレコード買ったけれど、う~ん、だったのでした。 共演したのは、クロスオーヴァー・ファン話題の当時CTI

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    txmx5
    txmx5 2014/11/17
    荻原和也 氏
  • お悔やみ ロナルド・シャノン・ジャクソン:after you:So-netブログ

    なんだか一時代が終わってしまったような、さびしさを覚えます。 かつてオーネット・コールマンやジェイムズ・ブラッド・ウルマーと競演した怪人ドラマー、 ロナルド・シャノン・ジャクソンが10月19日、白血病で亡くなられたそうです。享年73歳。 そういえばここのところ、シャノン・ジャクソンの活動が伝わってきませんでしたけれど、 故郷のテキサス州フォートワースで亡くなられたということは、 ずっと体調を崩していたんでしょうか。70年代以降の彼の暴れっぷりを知る者には、 なんだか信じられないような気持ちで、悲しさより、残念という思いが先に立ってしまいます。 ロナルド・シャノン・ジャクソンのドラムスを初めて聞いたのは、 オーネットの“DANCING IN YOUR HEAD” だったかなあ。 ミュージック・リヴェレイション・アンサンブルの“NO WAVE” だったような気もして、 記憶が定かじゃないですけ

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