タグ

ブックマーク / dreamy-policeman.hatenablog.com (5)

  • 国会前の落とし前。サニーデイ ・サービス『FUCK YOU音頭』について。 - ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

    最近のサニーデイがやることなすことに興奮してしまうのは決して私が盲目的信者だからとかパブロフの犬だからというわけではなくて、ただただサニーデイのやることなすことがかっこいいという結果なのであって、当然のことながら、ごくまれにではあるけれども「あれ?」と思うこともある。 そんなひっかかりを感じたのは北沢夏音氏との共著作『青春狂走曲』の中に収められた『DANCE TO YOU』の制作にまつわるインタビュー。 曽我部恵一が小田島等と見に行ったSEALDsのデモを「もっとゲバった方がいい」「機動隊が出てきて大きな展開になればいいと思った」「世の中を変えるためには血を流さないとダメ」を評しているくだりを読んだ時である。 私を含めたふがいない大人になりかわり、民主主義を守るために立ち上がった若者に向かって血を流せなんて、なんかちょっと無責任な物言いなんじゃないかなぁとモヤモヤするところがあったのだ。(

    国会前の落とし前。サニーデイ ・サービス『FUCK YOU音頭』について。 - ドリーミー刑事のスモーキー事件簿
  • 変わること、変わらないこと。スカート 『20/20』について - ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

    我らがスカートがメジャーデビューすると聞いたのは、まだ暑い夏の日のことだったでしょうか。 インディーからメジャーに移ると、何がどう変わるのか、わたしにはよく分からなかったけど、渋谷駅に現れた巨大ポスター(超カッコいい!)からNHKの歌番組、果てはデイリースポーツのインタビューまで、あの人懐っこい笑顔がグイグイお茶の間に入り込んでくる様に、メジャーの力ってやつを痛感せずにはいられなかった。 と同時に、ついにスカートはそのクオリティとスケール感(体型のことではない)に見合った場所で活動できるようになったんだなぁ…という深い感慨を抱きつつ、リリース日を心待ちにしておりました。 さて。 私はスカートの楽曲における、大きなテーマのひとつは「成長と出発」ってことなんじゃないかと思っています。文字にするとちょっとこっぱずかしいんですが。 ただ、初期から前作『CALL』までは、その成長や出発とは、否応なく

    変わること、変わらないこと。スカート 『20/20』について - ドリーミー刑事のスモーキー事件簿
  • 音楽に身を投じるということ。 ECD+illicit tsuboi ライブ@メテオティックナイト - ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

    学生時代、B-BOYの先輩に「ECDってどこがいいんすか?」なんて質問をしてた俺。 37歳になって、彼のライブを熱望することになるとは思わなかった。 そのきっかけとなったのは、今からちょうど半年前、dommuneのSEALDs特番で見たスタジオライブ。 まだリリース前の"LUCKY MAN"や"YOSOMONO"に気持ちが沸騰したことをよく覚えている。 でもね、いくら楽しみにしてたからってECDが出る4時間前に会場に着くのはどうかな、と自分でも思うよ。(近くで仕事があったからなんだけど) おかげで初めて来たライブハウスで、初めてのハードコアバンドをひたすら眺め続けることに…。 修行、という言葉が頭をよぎる。 (もちろん、面白いバンドもいましたよ) さて、雨が降ったり止んだりを何度も繰り返し、急遽やって来たウチの奥さんが会場にすべりこんだところで、いよいよ半年と4時間にわたって待ち焦がれたラ

    音楽に身を投じるということ。 ECD+illicit tsuboi ライブ@メテオティックナイト - ドリーミー刑事のスモーキー事件簿
  • ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

    youtu.be イスラエルという国の成り立ちを初めて知った日のことを今でも覚えている。近所の公園でキャッチボールした帰り道、父親から聞かされた。飼っていた犬も一緒にいたと思う。そんな細かいことまで覚えているくらいだから、子どもでも分かるくらいのデタラメな話に心底驚いたのだと思う。湾岸戦争が起きた頃、1991年の話。 しかしそれから30年以上、パレスチナの人々が更なる不条理に苦しめられていることをうっすらと知りながらも、見て見ぬふりをしてきた。アメリカは、EUは、時々間違えることはあっても、概ね正しい。そんな先進国の無謬性という、傲慢で分厚い壁によってパレスチナに対する視線を遮ってきたのである。サダム・フセインやウサマ・ビン・ラディンがいたから、なんてことはパレスチナの人々には関係のない、ただの言い訳である。映画「関心領域」が描いた問題は、私の中にも存在した。 23年10月以降のガザへの侵

    ドリーミー刑事のスモーキー事件簿
  • ミツメ・スカート・トリプルファイヤー "密造盤"を聴いた話 - ドリーミー刑事のスモーキー事件簿

    独居老人のひとりごと、というスタンスを長きにわたって(結果的に)貫いてきたこのブログ。 読む人なんて今の俺と過去の俺しかいないはずだったのに、先日の「月光密造の夜」の感想文をアップした直後からアクセス数が急上昇。 「これで俺も人気ブロガーの仲間入りか?」と一瞬浮き足立ったものの、そんなバブルはわずか2日でハジけ、人里離れた過疎の村にはすっかり平穏な日常が戻ってます。 将来的な脱サラまで視野に入れていたのですが。 さて、そんな真夏の夜の夢を見せてくれた例の3バンドに恩返しをしようと、CDを何枚かタワーオンラインで注文したんだけど、ミツメの作品が在庫切れということでしばらく届きそうにない。 こんなことならライブ会場の物販で買えば良かったんだけど、あのアウェー感の中でじっくりCDを吟味する胆力は無かった。 というわけで、名古屋のタワーレコードに出向き、スカート、ミツメ、トリプルファイヤーの3バン

    ミツメ・スカート・トリプルファイヤー "密造盤"を聴いた話 - ドリーミー刑事のスモーキー事件簿
  • 1