物心ついてはじめて母親に年齢を聞いたとき、 冗談めかして「18歳」と言われたことを今もはっきりと覚えている。 そのときの自分は5歳かそこら、母親の年齢がわかってからも、なぜ18歳というのか、全然わからなかった。 自分が小学生、中学生と年を重ねるにもかかわらず、母親はずっと「18歳」のままだった。ついに自分が18歳になった時、「親の年齢になっちゃったわ」と冗談を言って、どうして18歳と答えてきたのか?と率直にきいてみた。 その時の私は、自分たちのことを「LJK(=ラストJK)」とか呼んでいて、 人間、若くいたいものなんだろうなとぼんやり思っていた。 母親はこう続けた。 「もし戻れるなら、18歳に戻りたいから。」 * いつの日からか、誕生日が来るのが怖くなった。 昔は誕生日が来るのが嬉しかったのに、今は怯えて逃げたくなるほど怖い。 誕生日を祝われました!ってSNSに投稿する人はみんなニコニコし
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