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ブックマーク / note.com/taiyounomatecha (3)

  • 東山翔論――絶対的自由へ向けて|kzwmn

    1:城郭都市 いまさら確認するまでもなく、非実在云々という概念がある。言うまでもなく、児童ポルノ禁止法、「表現の自由」等々、もはや聞き飽きた議論に関わっている。ここではマンガを例にとる。 「表現の自由」の擁護者は、マンガを純粋なイメージの産物と捉える。すなわち、そこに実在の被害者が存在しないがゆえに、彼らにとってマンガは常に無罪であり、無垢であり、(それがいかに野蛮な内容であれ)質的に健全ですらある。例えば、『エロスと「わいせつ」のあいだ――表現と規制の戦後攻防史』(朝日新書)では、児童を被写体にしたいわゆる着エロは、被写体になった児童の人権を守るという観点から規制されるべきであり、児童に対して性的虐待・搾取を行い、それを記録し、表現する自由などは存在しないという主張がなされたあと、次のような記述が続く。 しかし、純粋なイメージ、想像の産物である漫画については、性的倫理に反するからといっ

    東山翔論――絶対的自由へ向けて|kzwmn
  • ダークウェブの片隅で現在起こっていること ――児童ポルノサイト摘発事件とその周辺|kzwmn|note

    ■"Childs play"とは ダークウェブ上に存在した巨大児童ポルノサイト"Childs Play"が、11ヶ月間に渡ってオーストラリア警察(Task Force Argos)によって運営されていた、という事実がノルウェーのタブロイド紙"Verdens Gang"(以下VG)によって公表されたのは記憶に新しいと思います(記事)。 警察機関が児童ポルノサイトをおとり捜査の名目でハッキングした上で運営を継続させるケースは、例えば2015年にもFBIが児童ポルノサイト"Playpen"を2週間に渡って運営していた等前例があるのですが、今回は運営が11ヶ月間という長期に渡っていたこと、さらにサイトの運営者なき後も警察自らが運営者を装いサイトの維持に努めていたこと、さらにそのために児童ポルノの投稿さえしていたこと、等の事実から火種を撒く要素を大いに含んでいると思われます。 ところで、そもそも今回

    ダークウェブの片隅で現在起こっていること ――児童ポルノサイト摘発事件とその周辺|kzwmn|note
  • ダークウェブについて私が知っている二、三の事柄|kzwmn

    ■pedobear記号学(序に代えて)ところで皆さんは"pedobear"をご存知でしょうか。"pedobear"の元ネタは「クマー」というAA(アスキーアート)で、主に「2ちゃんねる」において所謂「釣り」の文脈とともに使用されていました。ところが、この愛らしい熊のAAが、海外の画像掲示板"4chan"に輸出され、独自の文脈を帯びるようになります。当初は児童ポルノ等の規約違反に該当する画像が削除された痕跡として「クマー」のイラストが使用されていましたが、やがてペドフィリーそのものと関連付けられるようになります。英語圏ではアスキーアートをうまく入力できない、という環境的差異からAAの代わりにイラストが用いられていましたが、そのことが既成の画像とイラストを合成させたいわゆる糞コラを大量に生み出し、しかもそれらがクマーの小児性愛趣味を匂わせるものであったため、英語圏のインターネットではクマーのイ

    ダークウェブについて私が知っている二、三の事柄|kzwmn
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