Ruthann Friedman Constant Companion "Windy"の話が出たので、その原作者であるルーサン・フリードマンを・・・。 「ウィンディ」の作者として彼女の名前を耳にしたことはあっても、この唯一のアルバム"Constant Companion"(1969)を聴いたことある人は、そんなに多くないのではないかと思います。私も2年ほど前にシスコのWaterレーベルからCD再発されて初めて聴いたのですが、「なんでこんな素晴らしい作品(しかもメジャーのRepriseからのリリース)が、ほとんど話題にならないまま埋もれてたんだろう?」とオドロキでした。 たしかに、本編は1曲をのぞいてアコギ一本のみの弾き語り。一見静かで、かなり地味な印象です。でも、その行間から広がる世界・イマジネーションの豊かさはこの手の作品の中でも有数のもので、聴いているうちに弾き語りであることを忘れてし