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米Appleは12月22日(現地時間)、緊急セキュリティアップデート「OS X NTP Security Update」をリリースした。対象となるのは、OS X Yosemite(v10.10.1)、OS X Mavericks (v10.9.5)、OS X Mountain Lion(v10.8.5)など。NTP (Network Time Protocol)サービスを提供するソフトウエアの致命的なセキュリティの問題を解決するアップデートで、対象となるユーザーに可及的速やかにアップデートを実行するように呼びかけている。アップデートはApp Storeアプリの「アップデート」タブから行う。 セキュリティアップデートの対象となっている問題についてAppleは調査を継続しており、ユーザー保護を優先して詳細を公開していない。セキュリティアップデートの概要によると、バッファオーバーフローが引き起こ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Appleの「OS X Yosemite」に存在する「Rootpipe」という深刻な脆弱性の姿がおぼろげながら明らかになりつつある。この脆弱性を悪用すれば、スーパーユーザー(root)への権限昇格が可能になる。 権限昇格を可能にするこの脆弱性は、スウェーデンのハッカーであるEmil Kvarnhammar氏によって発見された。同氏はAppleからその詳細を2015年1月まで明らかにしないよう要請されている。Appleは、パッチの準備ができるまで脆弱性の詳細が明らかにならないようにするはずだという点を考えると、ユーザーがパッチを入手できるのはその頃になる可能性が高い。 Kvarnhammar氏は「Rootpipeは管理者からスーパーユーザ
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