1990年代の半ばから後半にかけて、eコマース、ネット関連ソリューション、コンテンツプロバイダなど、ITをビジネスドメインとする起業が相次いだ。中でも、渋谷に集まるネットベンチャーは“ビットバレー”と総称され、日本の起業スタイルに大きなインパクトを与えた。20代から30代の経験の浅い起業家でも、アイデアさえあればベンチャーキャピタルから資金を調達し、スピード公開を果たすことも可能になった。“ビットバレー”の草分け的存在と言われるベンチャーが渋谷で起業したのは1995年前後。1994年グローバルメディアオンライン(=旧社名インターキュー、表参道→桜丘)、1995年「デジタルガレージ」(富ヶ谷)、「オン・ザ・エッジ」(港区→渋谷)、1996年「インディゴ(現インディゴホールディングス)」(初台)、1997年「ホライズン・デジタル・エンタープライズ」(道玄坂→神山町)、1998年「サイバーエージ
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