─── 今回は押井さんに、自身のエンタテインメント史における師匠について語っていただきます。トップバッターは、ご存知、宮崎駿監督です。そもそもおふたりの出会いはいつだったんですか?
映画監督、押井守。「THE NEXT GENERATION パトレイバー」「東京無国籍少女」「GARMWARS ガルム・ウォーズ」など、近年も精力的に作品を作り続ける彼は、それほど知られていないが、じつは年季の入ったオールドゲーマーでもある。その押井監督が最近ハマったと自身のメルマガなどで公言しているのが『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』(PS4/PS3/PS Vita)。その熱中ぶりは「自分の世界の写真集を出したい」と語るほどで、発売から数ヶ月経った現在も、忙しい合間を縫ってプレイし続けているという。 今回のインタビューではこの『ドラゴンクエストビルダーズ』を皮切りに、風景論、ドラクエ論、ゲーム論など、独自の視点から縦横無尽に語ってもらった。普段メディアでは映画やアニメについて語ることが多い押井監督にとって、ゲーム中心のインタビューは異色かつ貴重な場と言えるだろう。押
犬1匹、猫5匹と暮らす。「人間は何かが欠けた存在。動物と暮らすことで何かを補完している」=東京都武蔵野市内のスタジオで、長谷川直亮撮影 空手始めて10年 「駆け出し」の魅力 世界中に熱烈なファンを持つ。「鬼才」と呼ばれることが多い。64歳。「仕事であれをやりたい、これをやりたいというこだわりはもうないね。むしろ次にどんな仕事が来るかが楽しみ。自分がどう仕上げるのか、がね」 ひょうひょうと語る。どんな仕事を頼まれようと、その作品に「自分」を乗せていける自信があるのだろう。自由とは、何かをしたいと望んだ時、自在にそれをできる力があること。だからこう言い切る。 この記事は有料記事です。 残り1623文字(全文1835文字)
撮影現場が特車二課と完全シンクロ 取材・文:永野寿彦 写真:金井尭子 1988年から、漫画、オリジナルビデオ、映画、小説とメディアミックスの展開によって、空前の大ヒットを記録した『機動警察パトレイバー』シリーズ。その生みの親の一人である押井守を総監督に迎え、長年うわさされてきた夢の実写化がついに実現。シリーズ全7章を4月より順次2週間限定劇場上映し、2015年ゴールデンウイークに長編劇場版を全国公開というビッグプロジェクトだ。今回、第1章(エピソード0&1)の劇場上映に合わせ、押井守監督と、ヒロインの泉野 明を演じる真野恵里菜が、撮影現場での苦労や本作への思いを語った。 ADVERTISEMENT 実写版のヒロイン、泉野 明を創造する難しさQ:泉野 明役をオファーされた時、どう思われました? 真野恵里菜(以下、真野):正直、びっくりしました。そもそも、わたしはアニメ版の『機動警察パトレイバ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く