クラウト・ロックの2大重要バンドとも言える、クラフトワークとカン。このふたつの巨星、活動初期のライヴの全貌を捉えた貴重な映像が発掘され話題となっている。 もはやポスト・ロックやエレクトロニック・ミュージック以外にも多大な影響を与えている70年代のドイツの実験的なロック・バンド=クラウト・ロック。メロディ、コード進行のわかりやすい展開というある種のロック~ポップ・ミュージックの骨格から逸脱し、現代音楽、コラージュ、電子音楽やミニマル・ミュージックなどの要素を取り入れ独自のサウンドを作り出していたドイツのロック・バンドの一群をそう呼ぶ。 そのなかでも、その作品アーカイヴ自体が、もはやクラウト・ロックの主たる作品と言っても過言ではないふたつのグループのライヴ動画、しかもフルサイズと思われるライヴ動画がYouTubeにアップされ話題となっている。 クラフトワークのライヴ動画は、1970年のテレビで
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