今日は、僕がブラジル音楽の中でも比較的早い時期に聴いたエドゥ・ロボについて書きたいと思います。 エドゥ・ロボの魅力が凝縮されたキラー・チューンというと、 「Ponteio」「Upa Neguinho」「Casa Forte」「Zanziber」などが思い浮かびますが、 彼の音楽はけしてポップなものではなく(僕はそう思います)、しかし耳に残るもので、 すごく変わっているなと思うのが、そのハーモニー感です。 とにかく不協和音を使いまくる。 平気で半音とか一音とか隣同士の音を当ててきます。 それもさりげなく当てるのではなく、 あからさまに不協和音を鳴らすんですね。 ですので、人によっては、彼の音楽がとても不快に感じるかもしれません。 しかし、不協和音というのは、緊張感を生みますし、 また、中毒性があるので、慣れてくると病みつきになります。 まず、上に挙げました内の「Zanziber」と「Casa