『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』を読む/BETWEEN Encyclopedia of Japanese Internet Culture 2007 ためしに売ってみるものないかなと思って連想したのが、2007年9月にとあるフリーマーケットで販売した20部(+通販10部)限定の小冊子である。これは『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』の副読本として企画されたもので、限定小部数のため読んだ人は多くないと思う。実際の冊子には自分以外の文章も掲載されているが、販売するのはメインの解説インタビュー部分のみだ。これがだいたい3万字。初見の人は2007年のインターネットの感覚ってどんなだったっけ?と思いながら、現在との時間のズレをお楽しみ下さい。 ■プロローグ──今は2007年です。『教科書が載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』(翔泳社)が出