ThinkPadのアイデンティティのひとつであるTrackPoint。 IBM時代に、アメリカ航空宇宙局(NASA)から、「無重力状態でも安定して操作が出来るポインティングデバイスを」という要望を受けて開発されたものです。 現在のThinkPadに搭載されているTrackPointは、スクロール(センター)ボタンの付いた第4世代(TrackPoint IV)です。 このTrackPoint IVに搭載されているスクロールボタンを押しても画面がスクロールしないアプリケーションが意外とあります。そのアプリケーションがマウスホイールに対応しているにもかかわらずです。 理由は簡単で、TrackPoint IVのスクロールが独自のプログラムとテキストによる設定ファイルに支えられているからです。TrackPoint IVのスクロールの設定ファイルがテキストであるということは、メモ帳に代表されるテキスト
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